愛媛のご当地アイドル・ひめキュンフルーツ缶が主演を務めた青春ドラマ「あすなろ参上！」で、ゆるキャラグランプリ王者のバリィさんたちとコラボしていることがわかった。本作は11月30日（土）に愛媛県の松山サロンキティにて、ひめキュンフルーツ缶のライブ付きお披露目上映が行われ、その後、12月からNOTTVで放映、以降は都内近郊でのイベント上映が決定している。

ひめキュンフルーツ缶が架空のアイドルグループ“アスナロA”を演じ、プロデューサーとともに成長する姿を描いた本作は、今年7月に全篇愛媛県松山で撮影を敢行。フィクションでありながら、彼女たちが実際に活動するライブハウス松山サロンキティを舞台にしており、現実の活動を色濃く反映したことで、5人のメンバーは等身大で役と向き合っている。

さらにゆるキャラグランプリ王者のバリィさんをはじめとした、愛媛のゆるキャラが登場。現実とフィクションが融合した、今までにない新しい“アイドル”と“ゆるキャラ”の青春ストーリーがここに完成した。

また、アイドルファンの中でも定評のある、ひめキュンのライブシーンも本作の見所の一つ。ファンたちがライブを楽しむ姿も生き生きと捉えられており、見ていて実際にライブに参加しているような臨場感あふれる仕上がりになっている。作中で展開される、ゆるキャラとの異色パフォーマンスも注目のポイントだ。

このドラマの成立は、別の企画のために愛媛を訪れていた映画監督の真利子哲也が、偶然、松山サロンキティでひめキュンフルーツ缶のプロデューサーと知り合い、「なんかおもろいことをやろう」という提案に「ひめキュンがゆるキャラを仲間にするお話」で応えたことから、この企画が始まった。そして出来あがった「あすなろ参上！」は、まさに今を象徴するアイドルの姿を描き、ほかとは一線を画したドラマに仕上がっている。

☆「あすなろ参上！」ストーリー

愛媛のアイドルグループ「アスナロA」は、プロデューサーの芳賀とともに精力的な活動をしている。地元のゆるキャラを助けようとしてライブに遅刻するなど、ゆるくて純情な彼女たち。一方、芳賀は東京からやってきた大手レコード会社の黒岩に、ゆるキャラとアイドルを組み合わせた新ユニット「ゆるキュン」の結成を提案される。無理難題を強いられ解散の危機が迫るアスナロAだったが…。