賭けで“おっぱい”作ったパパ、豊胸手術後にできた娘も「慣れた」。

2013/11/17 17:15 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


今から17年前、米国で暮らすあるカナダ人男性は、友人と10万ドル(当時のレートで約1,100万円)をめぐる変わった賭けを行った。それは、男性が豊胸手術を受けてそのまま1年間耐えられるかという、驚くべきもの。そして現在、依然膨らませた胸を保ち続けている彼は、もはや愛着すら湧いてしまったと話し、娘までも「慣れた」とおっぱいの大きなお父さんを受け入れているそうだ。

英紙デイリー・メールやデイリー・ミラーなどによると、この男性は「ギャンブラー兼マジシャン」としてラスベガスで暮らしている51歳のカナダ人、ブライアン・ゼンビックさん。11月7日に米放送局CBSの情報番組「インサイド・エディション」が紹介して話題となっている彼は、1996年に友人と滑稽な賭けを行い、実際に豊胸手術に臨んだという。もちろん賭けは1年間保ち続けた彼が勝ち、賞金の10万ドルを手に入れた。

しかし、約束の1年が過ぎても胸を元に戻そうとはしなかったゼンビックさん。なぜなら、賭けには「1年延長するごとに1万ドルのボーナス」という項目も含まれていたからだ。そして賭けを始めてから17年、13歳に成長した娘がいようとも、依然彼は豊かな胸を保ち続け、普通に生活をしている。念のために触れておくが、彼は見た目も心もごく普通の男性だ。しかし、自分の体の一部として長年付き合ってきてしまった今、彼は自分の膨らんだ胸がもはや「当たり前」と話し、愛着すら湧いてしまったという。

趣味のランニングをする際には、女性用のスポーツブラを着用して外出。胸の不思議な谷間を見せ、揺らしながら走る彼の姿は、市民の間でも常に注目の的のようだ。ただ胸を元に戻さない理由は、単に愛着が湧いたからというだけの話でもないという。50代になった彼の体で、もし胸に入れたインプラントを取り除いた時、一体どのような影響を受けるのかとの不安が拭えないといい、さらに戻したら肌がたるまないかという「恐怖」も、元通りにしない大きな理由になっているそうだ。

そんな姿の父親を、寛大に見守っているのが思春期を迎えている娘のミカさん。父の胸について「もちろん、ちょっとおかしいと思う」としながらも、「お金が入るもの」と利益優先で考えられるあたりは、とても大人な性格の持ち主だ。また、今では父の姿に「慣れた」という彼女は、「私のお父さんでもあり、お母さんのようでもある」とコメント。不思議な見かけを持つ父親のすべてを認め、ありのままを受け入れているようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.