五輪メダリストでタレントの池谷幸雄（43歳）が、これまで総額3億円の詐欺被害に遭っていることをテレビ番組で告白した。

池谷は15日放送の深夜番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」（テレビ朝日系）に出演。最初に被害にあったのは“クリニック開業詐欺”で、大学卒業後、芸能界の仕事を始めた頃だという。高校時代に世話になったトレーナーからクリニック開業を持ちかけられ、お金を持ち逃げされてしまったもので、金額は借り入れで用意した1億円。その後何年も返済を続けていたそうだ。

次は“フェラーリ乗り逃げ詐欺”。離婚のためにお金が必要でフェラーリを売ることになり、友人の中古車屋に預けたところ、勝手に売られてしまった。被害額は1,200万円だったが、これについては印鑑証明と委任状を渡してしまったことがしくじった点と振り返っている。

さらに、池谷は自身の体操クラブで使用している“マイ体育館”を所有しているが、これを建てる際にも業者にお金を持ち逃げされたり、見積もりがウソだったなどトラブルがあり、結果、過去の詐欺被害すべてをひっくるめると総額3億円に上ると告白した。

なお、現在は「池谷幸雄はゼロです。もう騙されるお金がありません」とのことだ。