ディープ・パープルが来日記念盤、“特別な”日本だけCD発売許可。

2013/11/05 14:52 Written by Narinari.com編集部

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ハード・ロック界における最重要バンド、ディープ・パープルの2014年4月の来日が先日発表になった。18年振りとなる日本武道館公演を含む、東京、大阪、名古屋の3都市を訪れるジャパン・ツアーは、老若男女のロック・ファン、洋楽ファンにとって見逃せないライヴとなることは間違いない。そんなディープ・パープルの来日を記念して、ライヴ・アルバムが12月に発売されることがわかった。その名も「ナウ・ホワット?!ライヴ・テープス」だ。

このライヴ・アルバムは、今年5月に発表した通算19作目のスタジオ・アルバム「ナウ・ホワット?!」のツアーの音源を収めた作品となる。ヨーロッパ・ツアーにおけるイタリア、デンマーク、スウェーデン公演のライヴの音源を収録したフル・ライヴ・アルバムで、彼らの代表曲である「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をはじめ、「ストレンジ・ウーマン」「ブラック・ナイト」「レイジー」「パーフェスト・ストレンジャーズ」といった名曲が披露されている。

また、本作はCD2枚組で、ディスク2には、日本では今年6月に配信のみでリリースされた「ファースト・サイン・オブ・マッドネス」というオリジナルの新曲、すでに流通していない前作「ラプチャー・オブ・ザ・ディープ」ドイツ版の2枚組限定盤から「MTV」と「ザ・ウェル-ドレスド・ギター」、さらには、ディスク1には収録しきれなかった「スペース・トラッキン」や「ハッシュ」のライヴ音源が収録される予定だ。

海外では、ディスク1のライヴ音源のみを収めたアナログ盤で発売となるものの、CDで発売となるのは日本のみ。現在ディープ・パープルが所属する世界各国のレコード会社からも「CDで出したい」というリクエストがバンド側にあったが、ディープ・パープルにとって最も特別で大切な国である日本だけがそのリリースを許された。しかも、シリアル・ナンバーの入った3,000枚限定の生産が予定されており、世界中のパープル・マニア垂涎のアイテムとなりそうだ。

昨年、バンドの創設者であったキーボード奏者のジョン・ロードが他界。メンバー、そして世界中のロック・ファンが悲しみに打ちひしがれた。そのジョンの死去以来初のディープ・パープルの来日が、かつて彼らの代名詞とも言えた日本武道館での18年振りの公演。この来日記念ライヴ・アルバムを抑えつつ、全ロック・ファンは伝説のパフォーマンスを目に焼きつけたいところだ。


☆ディープ・パープル 来日公演

2014年4月9日(水) 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2014年4月10日(木) 大阪 オリックス劇場
2014年4月12日(土) 東京 日本武道館

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