JR臨時駅が常設駅に“昇格”、富山市社会実験で誕生した婦中鵜坂駅。

2013/11/02 11:16 Written by Narinari.com編集部

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JR西日本は11月1日、富山県富山市にある高山本線の臨時駅・婦中鵜坂駅を“昇格”させ、常設駅にすると発表した。時期は来年春を予定している。

婦中鵜坂駅は2008年3月15日に開業。富山市は公共交通機関の利用を促す狙いから、2006年10月よりJR高山本線活性化社会実験を行い、その一環としてJR西日本に駅設置を要請、これを受けてJR西日本は住宅街や団地が並ぶ富山市婦中町西本郷(※富山駅から10分程度の距離)に3年間限定の臨時駅を2008年に設置した。

実験は2011年3月で終了したが、年々利用者の増加が見られていたことから臨時駅として継続運用。そしてこのたび、晴れて常設駅に“昇格”する運びとなった。

JRの臨時駅→常設駅の“昇格”は、JR東日本上越線の上越国際スキー場前駅(1997年開業、2003年昇格)、外房線の行川アイランド駅(1970年開業、1987年昇格)など過去にいくつもあるが、近年では珍しい。

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