長年共演の名優2人が初の1対1、「グランド・イリュージョン」で実現。

2013/11/01 19:18 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


驚愕のイリュージョンと興奮のアクション映像で、全世界2億3,500万ドル(約235億円)を突破したエンターテインメント大作「グランド・イリュージョン」。本作には名だたる俳優陣が出演しおり、中でも特に目を引くのはモーガン・フリーマンとマイケル・ケインの名優2人だ。実はこの2人、これまでに長年にわたり「バットマン」シリーズ(2005〜2012)で共演してきたにも関わらず、1対1のシーン(//www.youtube.com/watch?v=C_GaIUl565Y)は本作が初めてという意外な事実が発覚した。

元マジシャンのサディアスを演じたモーガン・フリーマンと、男女4人による史上最強のスーパーイリュージョニスト・チーム“フォー・ホースメン”のスポンサーで大富豪のトレスラーを演じたマイケル・ケイン。2人の1対1のシーンは、バーのカウンターでの対面で、スペシャルな技能で犯罪を重ねていく“フォー・ホースメン”に憤怒するトレスラーに対して、余裕を見せるサディアスが「これからもっと驚くことが起きる。特等席からショーを楽しんだ方がいい」と意味深なセリフを残す――という、不穏な空気が漂う2人の演技はまさに圧巻だ。

マイケル・ケインは本作への出演理由について「脚本を読んだ時、自分が観に行きたいと思える映画だったから、是非出演したいと思った。そうでなければ出演する価値がない。それに、モーガン・フリーマンと私で素晴らしいシーンができた」、モーガン・フリーマンもまた、「マイケル・ケインと私が実際に顔を合わせて演技をするのは初めてだ。彼と初めて、じっくり感情を交わした演技をした。マイケル・ケインのことは1963年の映画『ズール戦争』を観て以来、ずっとファンだったから嬉しかったよ」と、共演経験はあれど、お互いが向き合って演技をし合うという貴重な経験、映画の出来についても強い自信を覗かせた。

マジックの種を暴いて儲けようとする傲慢なサディアスを演じたモーガン・フリーマンは、本作の見どころについて「まるで本物のジェットコースターだね。アクションあり、陰謀あり、凄いマジックがあり、そして素晴らしいストーリーがあるんだ。だから観客は観た後、人に話したくなること間違いなしだよ」と語る。

いつもは良い人役や、いかがわしい役が多いと自ら語るマイケル・ケインは「この作品の最大の謎は、観客に展開が読めると思わせてしまうこと。『これからどうなるか分かったぞ』とね。私も脚本を読んで同じように『なんだ、先が読めたぞ』と思ったが、全く違った。大どんでん返しがある。でも皆には映画館に観に行ってほしいから、結末は言わないよ」と、茶目っ気たっぷりに映画をアピールした。

「グランド・イリュージョン」は大ヒット上映中。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.