先日、盗みを働いた中国のある男性。警察から動機を問いつめられた彼の口から、とっさに出た言い訳は、「おひつじ座だから……」だったという。

中国メディア東莞時間網などによると、この一件は台湾新北市で起きた。27歳の蔡という男は先日、2台しか停められない駐車スペースに5台ものバイクが無理矢理押し込まれていることに立腹。工具を使って停車しているバイクのパーツを取り外し、持ち去ってしまった。

その後、バイクの主がパーツが盗まれていることに気が付いて通報。警察が防犯カメラの映像を確認したところ、そこには人目もはばからず“作業”に勤しむ蔡の姿がはっきりと写し出されており、警察は蔡に事情聴取を行うことになった。

すると、蔡は犯行を認めたものの、動機を問われ「自分はおひつじ座だから」と斜め上からの返答。曰く、おひつじ座はすぐにカッとなる性格で、それが原因で怒りを抑えられずにバイクの部品を盗んでしまったと持論を展開した。そして「自分はいつもやった後で後悔するんです」と反省したという。

なお、蔡は盗んだバイクの部品は換金せず、友人の経営している販売店に預けていた。ただ、盗みを働いたことに変わりはないため、法律に従って処罰されることになったそうだ。