N・ポートマンにストロボの嵐、「マイティ・ソー」ワールドプレミア。

2013/10/24 05:30 Written by Narinari.com編集部

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2012年に公開され、全米で歴代オープニング記録を塗り替えるなど、映画を超える社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した「アベンジャーズ」。そのプロジェクト待望の新作となる「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のワールド・プレミアが10月22日(英国時間)、今回のメインの舞台となるロンドンの中心街レスター・スクエアで開催された。

アベンジャーズのヒーローたちのコスチュームに身を包んだ大勢のファンが見守る中、盛大に行われたワールド・プレミア。全米のオープニング・ウィークエンドは9,000万ドルを超えるというビッグ・ヒットの予測値が報じられているだけあって、世界中からマスコミが集まったこの日、レスター・スクエアを埋め尽くすレッド・カーペットの総延長は300メートルに達する長大ものとなった。

テレビカメラは80台、スチールは100台、世界中から集結した報道陣は500人以上。そして気温15度という寒さをものともしない4,000人の観客の熱気は、17時40分過ぎのスタッフ&キャストの到着で最高潮に達した。

全長20メートルにもなるソーの武器、ムジョルニアの巨大モデルが鎮座するレッド・カーペットに、ソーを演じること3度目となるクリス・ヘムズワースが登場。雷神の到着を祝福するように、このタイミングで雷の従者である雨がパラついてくる。主演作が相次ぎ公開され、いまや“ハリウッドの顔”と言える存在となったクリスは、堂々たる体躯をバーガンディー色のスーツに包んでの登場となった。

さらに、英エンパイア誌でいま最もセクシーな男優第2位に選ばれた、ソーの義理の弟にして最大のライバルであるロキを演じるトム・ヒドルストンが登場。今年のコミコンではロキのコスチュームで登場し、5,000人のファンの喝采を集めたこともあり、どんな衣装で現れるか注目が集まっていたが、ワールド・プレミアとあって蝶ネクタイにシックなブラック・スーツで登場すると、出身地のロンドンでの晴れ姿に、クリスに負けない声援を集めた。

そしてこの日、スチール・カメラマンのストロボの嵐を一身に集めたのは、ディオールのロングドレスに身を包んだナタリー・ポートマン。オスカー女優の登場に、ムードは一層華やいだものになった。そのほか主要キャスト、監督のアラン・テイラーとプロデューサーのケビン・ファイギらスタッフもレッド・カーペットに登場。その後、隣接するオデオン・シネマでプレミア試写がスタートし、初めて明らかにされる「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の全貌を、1,000人以上の観客が食い入るように見つめた。

映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」は2014年2月1日(土)2D・3Dロードショー。


☆レッド・カーペットでのコメント

◎クリス・ヘムズワース
ロンドンは大好きな場所です。ここで作品を見てもらいに戻って来られたこと、ファンの皆さんから声援をもらえることが何より嬉しいです。(アベンジャーズ最強の男、ソーを再び演じて)素晴らしかった。最強の男と呼ばれるのはとても嬉しい。この役を演じるのがすごく好きだし、3年以上付き合ってきたキャラクターだから本当に光栄に思う。ぜひ見に来て下さい。

◎トム・ヒドルストン
ソーとロキの、また新しい一面を見てもらえると思う。戦い合う姿は見せてきたけど、今回の関係は全く違うものになる。何しろ二人は義理とはいえ兄弟だからね。そこに辿りつくまでには複雑な道のりがあるんだけど、その姿はとても可笑しくもあるんだ。是非注目してほしい。

◎ナタリー・ポートマン
もう一度この作品に戻って来て、才能あふれる人たちとまた仕事ができてとても嬉しいわ。ジェーンは前作以来ソーに放ったらかされて、とてもつらい時期を過ごしていた。だから、彼女はソーに再会した時にはとても怒っていたの。でもしばらくして彼女たちは元通りになる。一緒にアスガルドに行って素敵な時間を過ごすことなるのよ。私は日本が大好き。数か月前日本に行ったばかりで、本当に素晴らしい時間を過ごした。また行きたいわ。

◎アラン・テイラー(監督)
この作品はすごく大きな世界観だから最初は怖かったし、緊張したけど今日この日を迎えていい気分だよ。楽しんでくれるととても嬉しいよ。


☆「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」ストーリー

ニューヨークに壊滅的な打撃を与えた「アベンジャーズ」の戦いから1年――英国・ロンドンに原因不明の重力異常が発生。ソーの恋人である天文物理学者のジェーンは、調査の過程で地球滅亡の鍵となる“ダーク・エルフ”の力を自らの身体に宿してしまう。打開策を求め、ソーは地球を離れ “アスガルド”にジェーンを連れていくが、そのために愛する家族や故郷をも危機にさらすことに……。

絶望的な状況の中、ソーの最後の頼みの綱は、血のつながらない弟にして宿敵であるロキだった。ジェーンと地球を救うために立ち上がるソーとロキ。果たしてジェーンの身体から“力”を取り出し、ダーク・エルフによる地球の侵略を回避することはできるのか? そして、ロキの真の目的とは……? 運命の戦いの舞台は、ロンドンへ――。

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