京都国際ホテルが営業終了へ、京都初の本格シティホテルとして50余年。

2013/10/18 05:50 Written by Narinari.com編集部

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藤田観光は10月17日、京都初の本格シティホテルとして50余年運営してきた京都国際ホテル(客室数274)について、2014年12月26日をもって営業終了すると発表した。保有するホテルの土地などは譲渡する。

福井藩の藩邸跡に建つ京都国際ホテルは1961年8月に開業。二条城の目の前という絶好のロケーションで開業当初から注目を集め、多くのリピーターを生んできた。

しかし、京都におけるホテル競争の激化など周辺環境が変化。京都国際ホテルとしても2010年より、さらなる大規模な投資も含め資産の活用について検討してきたが、総合的に判断した結果、ホテルの営業は終了、土地などは譲渡との結論に達したという。

なお、藤田観光としては、ホテル事業を行う場所として京都が魅力的なエリアであるという考えに変わりはなく、今後も運営会社の藤田ホテルマネジメントは存続させ、積極的に新たなスタイルのホテルの開発、および出店準備を進めていく。

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