前代未聞“ゾンビ合コン”レポ、男女13人のキュートなゾンビが恋活。

2013/10/16 05:19 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


“ゾンビのゾンビによるゾンビのための合コン”が先日、東京・渋谷で行われた。“ゾンビカップル”誕生に向けて、男女13人のキュートなゾンビが恋活をするという前代未聞&史上初の試みは、いったいどのようなものだったのだろうか。

この企画は、ゾンビ男子とニンゲン女子の恋を描いたロマンティック・ゾンビ・ラブコメとして話題の映画「ウォーム・ボディーズ」のイベントとして企画されたもの。イベント当日、事前応募の中から選ばれた男性7人、女性6人(主に20〜30代)の計13人は、順番にゾンビメイクを開始し、まずは本作を鑑賞する映画館(シネクイント)のロビーに次々とゾンビが誕生した。

仕事帰りのサラリーマン男性がスーツゾンビに変身したかと思えば、可愛らしい女性がおぞましくも美しいゾンビへと変身。中には、着用している服を汚して欲しいと志願する人や、この日のために遠方から泊りがけで来た人も見受けられた。ゾンビメイク完了後は全員で本作を鑑賞。「ウォーム・ボディーズ」の世界を堪能した。

その後、ゾンビたちはエレベーターに乗り、渋谷パルコ内を徘徊。合コン会場となるカフェへ移動した。異様な光景に周囲の目は釘づけとなったが、メイク&映画鑑賞後でテンションのあがったゾンビたちはそんなこと気にも留めず、むしろゾンビウォークを披露したり、白目を剥くなど、個性あるパフォーマンスが繰り出され、全員がゾンビになりきっていたようだ。

合コンもスタート直後から大盛り上がり。メンバーの参加理由がほぼ「ゾンビ映画好きが周りに少ないので、同じ趣味の方と話したい!」「人生で1回はゾンビメイクに挑戦してみたかった!」「ただただ面白そうだったから!」の3つに集約されていたこともあり、共通のノリや趣味のトークを楽しんでいた。

そして、予定されていた2時間はアッという間に過ぎ、合コンは終了。大半のゾンビたちは夜の街へと消えていった――。

一般的には、なかなか打ち解けるのに時間がかかる合コン。しかし、ゾンビメイクで素顔を隠すことによって本来の自分が解放され、その異様なシチュエーションで高揚感も得られるとあって、今回の“ゾンビコン”は大成功に終わったようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.