ASKAが覚せい剤報道否定の声明「この悔しさは音楽で取り払ってみせる」。

2013/09/28 04:52 Written by Narinari.com編集部

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男性デュオ・CHAGE and ASKAのASKAが9月27日、8月に一部メディアに覚せい剤疑惑が報じられたことについて、公式サイトで一連の報道を否定する声明を発表した。

掲載された「一連の報道について」は、今回の報道について「(ファンの皆は)非常に憤慨し、不愉快な思いをされたことと思います。僕自身が最大級にそうでした。こんな出来事が自分の身に降りかかるとは、夢にも思っていませんでした」と胸中を吐露。

その上で、「何より伝えておかなくてはならないことがあります。記事にあるような、違法なことは一切やっていませんし、あのような言動、行動に関しましても、一切ありません」と報道の内容を否定した。

ただし、「僕にも不注意なことはあったかもしれません。音楽関係者と言って近づいてきた人がいました。非常に感じの良い人だったので心を許してしまいました」と、報道にあった人物と接触したことは認め、「しかし、しばらくして、お金の話など怪しい言動がみえたため、すぐに関係を断ち切りました。向こうにすれば突然のことなので、裏切られた気持ちになったかもしれません。もしかしたら、その逆恨みが!? と感じることもありました」と、こうした騒動になった原因を分析している。

報道にあった薬物依存については「依存性の症状などがないことは、前回のコンサートに参加して下さった皆さんには、はっきりと証明できていると思っています。それだけに今回の記事が事実無根であることは、皆さんが一番理解してくれていると僕は信じています」。

事実無根の報道に対して反論や法的措置を取ることも考えたそうだが、「そのひとつひとつが時間の無駄で無意味なことに他なりません。ここで、闘うことが自分にとってベストな選択なのか? あるいは無視することがベストなのか? 正解はありません。もちろん、スタッフ・弁護士とも何回も話し合い、苦悩を共有してきました。僕にとって大切なことは何だろう? 何度も自問自答しました」とし、結果、「自分は、音楽を創造するためにここにいるのだということに尽きます。自分の存在価値はそこに集約されていると思います。この悔しさは、音楽で取り払ってみせると決心いたしました」と決意を滲ませている。

また、現在ASKAは一過性脳虚血症の療養にあたっているところだが、「体調も回復に向かっています。毎日のように曲作りに専念しています。そして自信の持てる曲が出来てきています」との近況を報告。そしてパートナーのCHAGEに対しても、「心配・迷惑をかけ、嫌な思いをさせてしまい、申し訳なく思っています」とお詫びの言葉をつづった。

そして最後は「自分では、もう体調もほとんど戻ったと感じていますが、今は、しっかりと医師の言うことを聞かなければならないと思っていますので、何とか完全復活を目指して、許可を得られるように頑張るつもりです。これからどんな状況になろうとも、納得できる音楽を届けることが、僕の使命です」との言葉で結んでいる。

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