「テコンV」巨大胸像が話題に、韓国・釜山で開催中の美術祭に展示。

2013/09/17 13:59 Written by Narinari.com編集部

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9月14日から10月13日まで韓国・釜山で開催中の「2013海洋美術祭」に、韓国の国民的ロボットアニメ「テコンV」の巨大胸像(3m×2.5m×5m)が展示され、話題を呼んでいる。

「出撃!」と作品名が付けられたこの胸像は、会場となっている海水浴場の砂浜に設置されているもの。北朝鮮の脅威から韓国を守り、「“独島”(※竹島)を守る」とのメッセージが込められているそうだ。また、国民的アニメだけに幼い頃の郷愁を呼び起こし、平和と安全の象徴として、見る者に希望と期待感を与えるといったコンセプトだという。

ロボットアニメの実物大、もしくは実物大に近い形での立像・胸像と言えば、日本では東京・台場にある「実物大ガンダム立像」や、神戸の「鉄人28号立像」などが知られているが、それはいずれもクオリティが高く、多くのファンを満足させる出来映えだ。

そうした日本の実物大の立像に比べると、「テコンV」巨大胸像のクオリティは遠く及ばず。日本の実物大立像事情を知る一部の韓国アニメファンからは、不満の声も漏れているようだ。

「テコンV」は1976年に韓国で初めて制作されたロボットアニメ。国民的人気を誇るが、日本の「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」などに登場するロボットと酷似する描写が数多くあり、日本からはこの点がしばしば指摘されているほか、韓国でも“日本作品からの盗作”との議論がある。

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