今週9月2日付けのオリコン“本”ランキングコミック部門では、（原作）貴家悠/（画）橘賢「テラフォーマーズ6」（8月19日発売・集英社）が週間売上31.7万部で首位を獲得、4巻で獲得していた最高位2位を更新し、シリーズ初の首位を記録した。また、週間売上も前5巻での18.6万部から1.7倍増でシリーズ最高となっている。

「テラフォーマーズ」は、未来の火星を舞台に、火星で独自の進化を遂げてしまった人型ゴキブリ“テラフォーマーズ”と人間との闘いを描く。“テラフォーマーズ”に対抗するため、闘う人間たちは昆虫をはじめとする地球現存の全生物の能力を使うことのできる特殊な手術を行っている。

昨年12月に「このマンガがすごい！2013」のオトコ編で1位を、今年2月に「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」で2位を獲得、それ以降発売された4巻、5巻は、いすれもTOP3入りしたうえ、最高週間売上も10万部を超えていた。

そのほか今週のコミック部門は、2位の中村光「聖☆おにいさん9」（講談社）、3位の「To LOVE-とらぶる- ダークネス8」（集英社）をはじめ、TOP5が全て入れ替わる結果に。TOP10では合計8作が初登場となった。