首ひも付き「ルフィの麦わら」、構想4年のこだわりがついに結実。

2013/08/27 11:16 Written by Narinari.com編集部

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バンダイは8月28日13時から、麦わら帽子製造メーカーの老舗「田中帽子店(UKプランニング)」(埼玉県春日部市)とのコラボアイテム「ルフィの麦わら〜豪傑共の新時代〜」の予約販売を、バンダイファッションネット(//www.bandai-fashion.jp/)で開始する(※販売ページの公開は28日午前8時から)。2010年よりシリーズとして発売してきた「ルフィの麦わら」だが、今回はシリーズで初めて、“首ひも”に徹底的にこだわっている点が大きな特長だ。

麦わらの“首ひも”は、劇中再現の中で一番解釈が難しいポイント。実は2010年の第1弾「シャンクスとの誓いの帽子」の開発時にもこの議論はあったという。議論とはつまり「ルフィの麦わらの首ひもはいったいどうなっているのか?」。首ひもが有ったり、無かったり、劇中表現としての省略には理解しながらも、製品化プロジェクトチームと、そしてなによりファンの気持ちとしては “麦わらは被るより、ルフィみたいにさりげなく引っ掛けたい”というのが本音だった。

また、これを実現するためには、納得できる仕様、素材の質感、安全性の問題などが絡み、“首ひも”付きは4年もの間、企画されては立ち消え、見送り、先送りとなっていたという。

そしてこのたび、ついに“首ひも”付きの商品化が実現。しかし、ここに至るまでには、太さ、色、ツヤなど、「ルフィの麦わら」になじむ首ひもの素材探しの段から難航した。全国の業者からサンプルを集め、検討に次ぐ検討。結果、天然素材の麦わらになじむ色合いや環境に優しい素材特性から、試作、検査の上、岡山県美作市の紐、ロープの製造販売を手がけるハヤセの「コーンロープ」採用が満場一致で決定した。

しかしながら、“首ひも”をつけることによって問題となってくるのが安全性だ。そこで、“首ひも”にはネックストラップなどで使用される安全パーツを目立たない位置に採用し、デザイン性と安全性の両立を図った。なお、安全パーツについても国産にこだわり、大阪で製造されている。

美作の紐、大阪の安全パーツ。そして春日部の麦わら帽子。それぞれ、一個一個丹精こめた職人の手作りというこだわりのため量産は叶わず、数量を区切っての生産となっている。今回予約を受け付けるのは10月の発送分だ。

サイズはM(57.0〜57.5センチ)とL(59.0〜59.5センチ)の2種類で、価格は4,980円(税込み)。予約販売の開始は8月28日13時から(※カートは28日午前8時から公開)

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