妻を売春婦と勘違いして110番、泥酔して認識できず離婚の危機招く。

2013/08/24 20:41 Written by Narinari.com編集部

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泥酔してしまうと、誰でも判断力や認識力が低下してしまうが、ある中国人男性は酒に酔って自分の妻を売春婦と勘違い。危うく離婚されそうになったという。

中国紙城市晩報などによると、吉林省松原市長嶺県で暮らす43歳の趙さんは、普段はとても真面目な人柄だったが、少し酒癖が悪いことでも知られていた。先日も趙さんは酒をたらふく飲んで泥酔。足元もおぼつかない様子で帰宅の途に就いた。

すると、趙さんを心配した妻がお迎えにきてくれたのだが、寝間着姿の妻を見た趙さんは当人と認識できず。身体を支えようとしてくれた妻に向かって「ちょっと小姐やめてくれよ! こんなところをカミさんに見られたらやばいって!(※小姐は「お姉さん」の意。ここでは「売春婦」や「ホステス」。中国ではホステスが売春するケースも多い)」と暴言を吐いてしまう。妻は内心穏やかではなかったが、状況が状況だけにひとまず趙さんを家までさっさと連れ帰ることにした。

しかし、家に帰っても趙さんの酔いは醒めない。妻に向かって「早く出て行け! もうすぐカミさんが帰って来る。誤解されるだろ!」などと言いたい放題。しまいにはいつまで経っても家から出ていこうとしない妻に嫌気がさして110番通報してしまった。

しばらくして趙さんの家には警官が到着するが、警官もいまいち状況が飲み込めない。家にいる女性が趙さんの妻なのか、それとも売春婦なのかわからないためだ。そうこうしているうちに隣近所まで巻き込む騒動に発展。最終的には隣人の証言から趙さんの“過ち”であることが判明して一件落着となったが、メンツ丸潰れの奥さんは「離婚する!」とブチ切れ。酔いから醒めた趙さんが、平身低頭して詫びることになったのは言うまでもない。

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