JR西日本は10月20日、新幹線の車両基地・博多総合車両所を一般公開する「新幹線ふれあいデー」を開催する。当日は新幹線の運転台見学、ドクターイエローや保守用車展示のほか、カンセンジャーショー、小倉祇園太鼓のお披露目などのイベントが行われる予定だ。

博多総合車両所はJR西日本の山陽新幹線用車両が配属されている車両基地で、「新幹線ふれあいデー」は毎年行われている恒例イベント。今年はN700系（N編成16両）・700系（B編成16両）の運転台見学（※事前申込みで600組抽選）のほか、ドクターイエロー（新幹線電気軌道総合試験車）、0系新幹線、WIN350（高速試験車両）、100N系（グランドひかり2階建食堂車）を展示する。WIN350（高速試験車両）、100N系（グランドひかり2階建食堂車）は車内見学も可能だ。なお、ドクターイエローについては、「業務の都合上、展示できない場合があります」とのこと。

また、線路や架線、トンネルの検査、補修などに使用される施設、電気の保守用車の展示、台車走行試験装置の見学や各種台車・モーターの展示、新幹線をリフティングジャッキで車両を持ち上げる様子の見学、新幹線の救援連結器の取り扱い作業見学、パンタグラフの動作体験なども。

さらにはミニ新幹線乗車会、新幹線車両との綱引き大会などなど盛りだくさんの内容だ。

開催日時は10月20日（日曜日）午前10時から午後4時で、荒天の場合は中止となる。