ナイトアクアリウムで大人の涼、「江戸・金魚の涼」テーマに開催中。

2013/08/18 13:18 Written by Narinari.com編集部

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連日のうだるような暑さの中、金魚を眺めながらお酒と音楽を楽しむことができるナイトアクアリウムが人気だ。昨夏20万人超を動員したアートアクアリウムが、昨年に引き続き今年も東京・日本橋三井ホールで開催されているが、このアートアクアリウム、19時から23時半まではナイトアクアリウムとして、未成年は入場することができない大人の時間になる。新しい都会の夏の涼しみ方はどのようなものなのか、実際に体験するべくナイトアクアリウムを訪れてみた。

今回の開催テーマは「江戸・金魚の涼」。提灯の明かりの下には、涼しげに泳ぐ金魚、音、光の演出が合わさり、夜独特の妖艶さが雰囲気を盛り上げている。浴衣着付け付入場券の販売券もあるせいか、浴衣姿で訪れているお客さんも多かった。

木枠のプリズム水槽や、透明な多面体の水槽、品評用の水槽など、さまざまな形をした金魚鉢に、美しく、珍しい金魚が飾られている。ランチュウに、琉金、朱文金、デメキンの悠々と水の中を泳ぐ金魚の姿は本当に美しく、見る人を魅了していた。

メインとなる金魚巨大金魚鉢「大奥 OOOKU」は幅が3メートルもあり、すべての鉢に悠々と金魚が泳いでいる。照明によって表情が変わる金魚鉢は、名前の通り、大奥で美しさを競った女性を連想させるものだ。

全長8メートルの水槽へのプロジェクションマッピングは、日本の四季と錦鯉のコラボレーション。水中庭園とタイトルがついたこの作品は、日本の四季の美しさと、その時にしかみることができない錦鯉の動きに息をのんで見入ってしまう。

キモノリウムは京友禅の着物が埋め込まれてあり、その柄を金魚が描いていく。さらにプロジェクションマッピングで色が舞う。

こんな大人の空間を、お酒を片手に時間の許す限り楽しむことができるのが“ナイトアクアリウム”だ。会場ではライブや、DJ、怪談ナイト、芸者ナイトが開催され、連日入場規制情報がTwitterで配信されるほどの人気。

取材班が訪れた日は、山口の純米吟醸を楽しむことができる木曜の「獺祭(だっさい)ナイト」が行われており、珍しい日本酒のスパークリングを片手に金魚と空間に酔いしれた。

アートアクアリウム、ナイトアクアリウムともに9月23日(月)まで開催されているので、夏の夜の思い出を作りに訪れてみてはいかが?

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