寝ている夫に姑がお忍びキス、中国で増加する屈折した嫁姑問題。

2013/08/17 15:59 Written by Narinari.com編集部

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嫁姑問題に端を発した離婚が増加している中国で、中国人妻たちが遭遇した姑にまつわる数々のエピソードが話題を呼んでいる。

まずは吉林省長春市で暮らす耿さん。彼女と夫は結婚して2年以上経つが、最近は離婚を意識するようになった。夫は幼いころに父親が他界。母親が一人で育てて来たこともあり母子の絆は人一倍強く、交際当初から夫は「結婚したら母親も一緒に暮らすから」とハッキリと口にしていた。それでも耿さんは「息子が親孝行するのは当然」と考え、夫の母親との同居案にはさほど抵抗はなかったそうだ。

ただ、実際に結婚生活が始まってみると、数々の問題が生じ始める。姑は料理を作る際に夫の好物ばかりを作ろうとし、また、「息子の洋服は私が洗濯する」と言って聞かない。中でも耿さんを驚かせたのは、深夜寝室に勝手に入って来ては夫にキス。そのとき、耿さんはたまたま目を覚ましていたので驚き、姑を問い質すも「かけ布団を整えようと思ったのよ」とはぐらかされてしまったという。

翌日、耿さんが夫にこの件を話すと、驚きつつも「昔は母さんと一緒に寝ていたしなぁ。ちょっと大げさ過ぎるんじゃないか?」とあまり真剣には考えてくれない。「たとえ姑だとしても、深夜に勝手に夫婦の寝室に入るなんてプライバシーの侵害では?」と耿さんは憤っている。

また、現在の夫と結婚して5年の郭さんの場合はこうだ。結婚当初から「息子にやたらと甘い舅と姑だなぁ」と不満を抱いていたそうだが、妊娠をきっかけに我慢の限界に達してしまったという。

妊娠期はさまざまなサポートを必要とするものだが、夫の両親は郭さんを思いやるどころか、それまでにも増して夫のことを心配するようになってしまった。何かと電話をかけてきては「ちゃんと息子の食事作っている?」「息子のこともちゃんと面倒見てね」など、夫の心配ばかり。子どもが生まれたら生まれたで「息子は実家でしばらく暮らすほうがいい。そのほうが身体に良いでしょ。子育ては私(姑)とあなたでやりましょう」と言う。これには郭さんも唖然。「多くの父親がオムツを替えたり、ミルクを飲ませたりしているというのに、なぜ彼(夫)はできないんですか!?」とブチ切れてしまったそうだ。

なお、こうした嫁姑問題に専門家は「一人っ子は特に親の溺愛を受けやすい。三世代(親同居の場合、夫婦をまず中心に置くことが円満の秘訣」とアドバイスしている。

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