“本当に見たい番組を視聴者が決める”企画オーディション番組「青山ワンセグ開発」（NHK Eテレ）で、田中要次がオッサン人魚に――という斬新な（？）設定のドラマ「少女と人魚」が8月8日より放送される。放送時間は毎週木曜深夜24時30分から。

「少女と人魚」は、主演にアミューズ30周年全国オーディションにて見事グランプリを獲得し、今後の活躍が注目される清水くるみと、個性際立つ名優・田中要次を迎えた異色のヒューマンコメディドラマ。原作は大久保圭介で、演出は高橋洋平が務める。

高校生の少女（清水）が飼っている、オッサンに育ってしまった人魚（田中）との生活を描いた本作。外の世界を知らない故に純粋で謙虚なオッサン人魚と、素直になれずついつい高飛車な態度をオッサンにとってしまう少女とのやりとりを、舞台仕立てのワンシチュエーションで表現した。オッサン人魚と女子高生が同じ部屋に住んでいるという異色な設定とは裏腹に、不器用ながらもお互いを思う少女と人魚の心の交流にも注目だ。

「青山ワンセグ開発」は、全6企画が参加するトーナメント方式の企画オーディション番組。テレビ・ワンセグのデータ放送とホームページを用いた視聴者のリアルタイム投票により、獲得したポイントで勝敗が決まる。優勝企画がレギュラー放送枠を獲得し、続編制作をすることができる仕組みだ。