堤下の初書籍に相方「薄っ!」、“顔からラード”の出版記念握手会。

2013/08/05 05:42 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・インパルスの堤下敦(35歳)が8月4日、渋谷・パルコブックセンターにて、初の書籍「ブタの返し」の出版記念握手会を行った。

「ブタの返し」は、堤下が芸人仲間や先輩からいじられているうちに編み出した“返し”の技術を一冊にまとめた書籍。「返すときの最初のポイントは、感情表現とスピード」といった“返し論”から、「こんなときは、こう返す!」と題したシチュエーション別・返しの実例などが綴られ、読めば会社や日常生活での会話力がグンとアップすること間違いなしの一冊となっている。

これが初の書籍となる堤下は、「芸人のみなさんも小説や自伝を書いていますけど、僕は小説を書けるような力もないですし、自伝を書けるような人生も歩んでないので、本を出せるなんで思っていなかったんです」とコメント。「1人でこういうこと(サイン会や囲み取材)をやるのが初めてなので、実は今も緊張していて……」と、慣れない状況にいつにも増して大量の汗をかいていた。

しかし、報道陣から「顔からラードが……」といじられると、堤下はすぐさま「ラードなわけねぇだろ! これがラードだったら、ここ鉄板焼き屋じゃねぇか!」と絶妙な返しで応戦。さすがの瞬発力に報道陣も大ウケとなった。すると堤下は、いじってきた記者に対して「緊張しているので、ボケてくださってありがたい。あとでじっくりお礼を言いたいくらいです(笑)」と、笑顔を見せた。

また、「どんな風にこの本を楽しんでもらいたい?」との質問に対しては、「新幹線の東京〜大阪移動の2時間半ぐらいで読める本なので、学校でワイワイ読んだり、会社でこっそり読んだり、移動中に読んだりして『この返し使ってみよう』と思ってもらえたらうれしいです」とのこと。しかし、相方の板倉に本を渡したところ、「薄っ!」というひと言の反応だったそうで、「厚く売れるようにがんばりたいと思います(笑)」と意気込んだ。

普段から“返し”を事前に考えているわけではなく、基本的にその場で思いついた言葉で返しているという堤下。「(書籍には)今、思いつくすべてを書きました。僕の“返し”をまとめた本はこれが最初で最後だと思います」と渾身の一冊であることをアピールしたが、記者から「もっと厚みがほしいですね」とリクエストされると、「じゃあ、この本が売れたらもう一冊作りたいです(笑)。みなさん、どこから見かけたら手にしていただければ」と、第2弾に向けてPRしていた。

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