開講25周年を迎えたベネッセコーポレーションの幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」と、サンリオエンターテイメントが9月6日からの3日間、東京・多摩市で初のコラボイベント「多摩ファミリーフェスティバル2013」を実施することが決定。その合同記者会見が7月26日に行われ、応援に駆けつけたしまじろうとハローキティが初のツーショットを披露した。

発表会では、まず、阿部裕行多摩市長が挨拶。「多摩市内に拠点を置くベネッセと サンリオエンターテイメントによるコラボレーションイベントが多摩市で開催されることを嬉しく思います。ベネッセは、子ども向け教育で多くのファンを持ち、とくに、しまじろうは親しみやすいキャラクターで、幅広い人に愛されています。一方、サンリオエンターテイメントは、“ハローキティにあえる街”多摩センターを中心に、多摩市の様々なイベントに協力していただいています。今回、この2社のコラボレーションによって、しまじろうとハローキティの二大キャラクターが同じ舞台に立つという夢の世界が、多摩市で実現します。これを機に、多摩市の魅力が日本だけでなく世界にも発信されることに期待しています。そして、多くの方に、しまじろうとハローキティのツーショット姿を、実際に目で見て、肌で感じてもらいたいと思います」と、イベントの成功に期待を寄せた。

続いて、ベネッセ取締役総務本部長の中島健児氏が、「当社は、1994年に都心から多摩センターに東京本部を移して、来年で20年目を迎えます。今回、この思い入れのある地で、同じく多摩に拠点を置くサンリオエンターテイメントとの画期的なコラボレーションイベントが実現できることを意義深く感じています」と挨拶。

そして、ベネッセこどもちゃれんじ事業部・開発ユニット長の手林大輔氏が「多摩ファミリーフェスティバル2013」のイベント内容を紹介した。

「メインイベントとして、しまじろうやハロキティーなどのキャラクターが活躍するクラシックコンサートをパルテノン多摩大ホールで開催します。これは、小さい子どもたちにも楽しめるコンサートになっています。また、ベネッセの本社では親子で楽しめる工作などのワークショップやシンポジウムを開催します。このほか、郵便局からも協力を得て、会場周辺を親子でまわりながら期間限定スタンプを集めるスタンプラリーも実施します」と、「ぜひ親子で来場してイベントを楽しんで欲しい」と強調した。

また、サンリオエンターテイメントCOOの井上陽一氏は、「サンリオピューロランドが開園して23年、ベネッセが多摩市に東京本部を移して20年が経とうとしている中で、今回初めて2社が協力して多摩市の発展に貢献できることを嬉しく思います。とくに、クラシックコンサートでは、よい音楽とともに、子どもの価値観や道徳観をエンターテイメントとして家族で楽しむことができる。このプラットフォームは、世界に発信できるコンテンツになると自負しています。なお、コンサートのチケットには、サンリオピューロランドの招待入場引換券も付いているので、ぜひ多くの人に足を運んで欲しい」と、サンリオピューロランドもあわせてアピールした。

ここで、コラボレーションイベントの開催を記念して、両社を代表するキャラクターである、しまじろうとハローキティが登場。初のツーショットを披露し、会場を盛り上げた。

最後にベネッセの手林氏は 「初めての取り組みなので、今からワクワクしています。親子で楽しく過ごした記念の日になるようなイベントを目指して頑張ります」、サンリオエンターテイメントの井上氏は「サンリオピューロランドのノウハウを生かして、親子で安全に楽しめるイベントを目指します。そして、このイベントが多摩市を訪れるきっかけになればと思います」と、コラボイベント開催に向けた抱負を語った。