公開から9日間で興行収入20億円を突破するなど、絶好のスタートを切っている映画「モンスターズ・ユニバーシティ」の新CM(//www.youtube.com/watch?v=U0ggl67ohls)に、インテルで活躍する長友佑都選手が出演することがわかった。
今回のCMは、長友選手が本作のテーマでもある“夢”をあきらめない気持ちと、一生懸命努力することの大切さ、仲間との絆の素晴らしさを伝えるもの。長友選手は、大学時代に腰の怪我をして試合に出られなくなり、夢を諦めそうになったときに、一生懸命頑張ることによって自分を強く成長させたという。
本作のマイクは入った学校で「君は体が小さいから、怖がらせ屋になる夢は叶わない」と罵倒されるが、地道な努力を惜しまなかった。「(お前じゃプロにはなれない)(絶対に夢は叶わない)っていう風に周りから言われましたが、絶対に負けたくない、絶対に夢を叶えてみせるっていう気持ちで強くやってきました。努力することは一番大切なんだなって思います」。まさにマイクそっくりな長友選手だが、頑張るマイクの姿をみて本当に勇気づけられたようで、「僕もマイクもまだまだ夢の途中」と語っている。
また、マイクは夢であった“怖がらせ屋”にはなれなかったが、サリーをアシストする形でモンスターズ・インクで働くこととなった。大学時代、花形の攻撃的なポジションからサイドバックに転向した長友選手は、「エースストライカーにはなれなかったけど、サイドバックに転向したことにより、周りで支えてくれた仲間のおかげもあり、自分の才能が開花した。本当に感謝しています」と振り返り、ゴールを決めるにはストライカーばかりでなく、仲間のアシストも大事だということを実感したという。「マイクはエースストライカーにはなれなかったけど、ゴールを決めるにはアシストが必要!モンスターの世界もサッカーの世界も同じだと思います」と過去の自身の姿をだぶらせながら語った。
そして、「アシストだけじゃなく、ゴールも狙いに行きますよ! 世界一のサイドバックになるにはゴールも必要だし、そういう選手になりたい。ゴールっているのはやっぱり嬉しいですから」と今後のさらなる活躍を力強く誓っている。
☆長友選手が語る「モンスターズ・ユニバーシティ」と夢、サッカー
Q.映画を観た感想は?
A.モンスターズ・ユニバーシティは、本当に凄く面白かったです。マイクも本当に自分と似ている部分がたくさんあって凄い感動しました。
Q.夢を叶えるためにはどうしたら良いですか?
A.そうですね、僕も本当に腰を怪我したり、うまくいかないことが多くて、夢を諦めそうになった時もあるけど、でもやっぱり絶対に諦めたくないと、絶対夢を叶えたいという気持ちで、今までやって来られた。そしてまた、夢の叶え方というのは一つだけではなくて、夢に向かって一生懸命進んでるうちにいろんな道が見つかって。そうですね。絶対に、その……僕は、夢は一生懸命やっていると叶えられると強く思ってます。
Q.挫折したことは?
A.ありますね、やっぱり。今まで二度ぐらいあって。もちろん、大学の時に腰の怪我をしたりして試合にも出れなくて、応援団で太鼓を叩いたり、そういう裏方の方に回ることが多かったんですけど、ただ、今思えばその苦しかった経験だったり、挫折っていうのはすごい大事なことで、遠回りしたようにも思いますけど、それが今になっては、自分を強く成長させてくれたなと。強く思ってます。
Q.スポーツ選手としては体が小さいですが?
A.んー、そうですね、僕も体が小さくて、やっぱり「お前じゃプロにはなれない」と、「絶対に夢は叶わない」という風に周りから言われていましたけど、ただ絶対に負けたくないと。絶対に人よりも努力して夢を叶えてみせるという気持ちで、強くこれまでやってきたので、やっぱり努力することは一番大切なんだなっていうのは思います。
Q.夢はかないましたか?
A.いや、まだまだ夢の途中ですね。やるべきことが多くて、僕は世界一になりたいという夢があるので、それに向けてまだまだ夢の途中です。
Q.マイクとにているところは?
A.ありますね、僕自身もほんとに体が小さくて、体が小さい分、大きい選手にはどうやったら勝てるのかっていうことを常に考えていて、フィジカルトレーニングをやったり、人よりも努力するということを考えながらずっとこれまでやってきました。
Q.気づかなかった才能は?
A.自分が今まで気付かなかった才能っていうのが仲間によってこう、開花されている。それは本当にその通りで、大学時代も僕は前のポジションをやっていて、攻撃的なポジションをやっていて、でも監督の指示によってサイドバックに転向して、そこから自分の人生が変わっていったと。それは監督の判断もそうだし、支えてくれた、周りで支えてくれた仲間のおかげでね、自分の才能が開花したと思っているので、本当に感謝してます。
Q.エースストライカーになりたかった?
A.僕も昔はエースストライカーになりたかったですけど、ただポジションも変わって、アシストをすることの喜びというのをすごい実感できるようになって、今はサイドバックで良かったなと思いますね。
Q.やっぱりゴールを決めたい?
A.そうですね、アシストだけじゃなくて、ゴールも狙いに行くと。そういった世界一のサイドバックになるにはゴールも必要なんで、そういう選手になりたいなというのは思いますし、うれしいですね、やっぱりゴールっていうのは。
Q.世界一のサイドバックとは?
A.人それぞれ意見はあると思いますけど、僕の中ではサッカー選手のプレイもそうだけど、一人の人間としてもやっぱりトップの選手に、トップの人間になりたいなっていうのは思っているので、そこの2つがトップに行けたときに初めて僕自身、夢を叶えたなと思えるのだと思います。