半沢直樹シリーズにドラマ効果、オリコン2位と5位に2作同時TOP5入り。

2013/07/18 04:06 Written by Narinari.com編集部

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今週7月22日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門は、7月7日より堺雅人の主演でスタートしたテレビドラマ「半沢直樹」(TBS系)の原作となる、池井戸潤「オレたちバブル入行組」(2007年12月10日発売)、「オレたち花のバブル組」(2010年12月3日発売・共に文藝春秋)が、それぞれ週間5.0万部(49,781部)、3.6万部を売り上げ、2位(先週40位)、5位(先週57位)にランクイン。各作品共に初のTOP10入りを果たした。

さらに今週は、同シリーズ第3弾「ロスジェネの逆襲」(ダイヤモンド社)もBOOK(総合)部門に登場、先週の100位圏外から81位に急上昇となった。

ドラマ「半沢直樹」(TBS系)は目下絶好調。第2回目のオンエアが20%を超える高視聴率をたたき出したうえ、キャスティングやストーリーなど内容面でも高い評価を受けており、ドラマを観た視聴者が原作に興味を持つのもうなずける出来映えとなっている。

また、今週はほかの池井戸作品も引き続き好調。先週7位に初登場TOP10入りした最新描き下ろし文庫「ようこそ、わが家へ」(7/5発売・小学館)は、今週も7位をキープし3作同時TOP10入り。先月発売された「民王」(文藝春秋)も先週37位から28位に上昇しており、テレビドラマをきっかけに作家・池井戸潤への注目が一気に広まったことがうかがえる結果となった。

そのほか今週の文庫部門は、東野圭吾「真夏の方程式」(5月10日発売・文藝春秋)が、週間売上5.0万部(50,373部)で、6月3日付け以来7週ぶりの首位返り咲いたほか、6位にランクインした(著)鴨志田一/(イラスト)溝口ケージ「さくら荘のペットな彼女10」(アスキー・メディアワークス)をはじめ、人気ライトノベル最新刊3作が初登場TOP10入りを果たしている。

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