中継の邪魔した野次馬に報復、リポーターがキツいインタビュー攻撃。

2013/07/12 18:02 Written by ナリナリ編集部

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テレビの生中継で、そこに居合わせた通行人が画面の中に入り込み、手を振ったりふざけた仕草をしたり、ということはどこの国でもあるようです。そんなふざけた人々が登場すれば、真面目なニュースの中継だった場合はテレビ局が困るだけでなく、視聴者も不快に感じることもあるでしょう。そうした事態にいつも悩まされている米イリノイ州シカゴの地方テレビ局WGNでは、迷惑行為に立ち向かうべく、一人のニュースリポーターが“報復”をしていたと話題を呼んでいます。

その報復の様子は、WGNがYouTubeにアップロードしている動画「Pat Tomasulo Gets Even」(//www.youtube.com/watch?v=FVTONgqCtAM)で観ることができます。朝のニュース番組でリポーターを務めるパット・トマスーロさんが登場するこの映像は、撮影・投稿されたのは数年前ながら、今年7月になって注目され始め、急激に再生回数を伸ばしているのです。

ショッピングモールと思しき場所で中継をしているトマスーロさん、背後で誰かがふざけていると分かると、すぐに振り返り「テレビに出たいんだろう? じゃあインタビューに答えてよ」と声をかけます。そして彼らが立ち止まると、トマスーロさんはいきなり「ED(勃起機能の低下)のお薬を服用なさっているそうですが、そのことについてコメントをお願いします」と男性にインタビューしたり、ティーンエイジャーと思しきグループには「女性用の下着を身に付けるサークルの方々なんですよね?」と質問したりするのです。もちろん、トマスーロさんの相手は、突然の展開に「はぁ?」と呆然としています。

トマスーロさんさんは、さらにぽっちゃりした体型の女性に対して「いつ、ご出産ですか?」、赤ちゃん連れのカップルには「なんか、すごく普通の顔の赤ちゃんですね。どうやったらここまで平均的な子どもを作れたんですか?」といったコメントや質問も投げかけています。

YouTubeのコメント欄には「さすがにちょっと意地悪過ぎるんじゃ?」といった批判が寄せられるほど、それはそれは辛辣な内容なのです。同番組の同僚キャスターでさえ、「いつかトラブルになるんじゃないかしら……」と動画の最後でいっているほど。迷惑行為をなくしたい気持ちは分かりますが、トマスーロさんさんもほどほどにしたほうが、やっぱり良いのかもしれません。

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