USENは7月10日、「仕事中に個人で音楽を聴くことに関する調査」の結果を発表した。
この調査は20〜59歳の会社員、派遣社員、公務員、契約社員を対象に、各世代100人×4世代、計400人から回答を得たもの。まず、「仕事中に、ヘッドホンや卓上スピーカー等で自分だけの音楽を聴くことがありますか?」と質問したところ、「仕事中にマイ音楽を聴く」は21.5%、「仕事中は音楽を聴かない」は78.5%だった。
次に、「仕事中に自分だけの音楽を聴く理由」について、複数回答で質問。その結果、「集中したいから」(68.6%)がダントツで、以下、「音楽が聴きたいから」(26.7%)、「周りから声を掛けられたくないから」(20.9%)、「周りの雑音が気になるから」(18.6%)、「気分転換したいから」(18.6%)、「一人になりたいから」(15.1%)、「テンションを上げたいから」(11.6%)と続いた。
さらに「周りの人が仕事中にヘッドホン等で音楽を聴くことに対して、どう思いますか?」とたずねると、「良いことだと思う」(7.8%)、「何も思わない」(43.5%)、「不快に思う」(27.3%)、「止めて欲しい」(21.5%)となり、ほぼ半数は「不快」との結果に。
「良いことだと思う」の割合は世代別、業種別で異なる傾向が現れており、20代、30代は共に12%が、IT企業勤務者は13.3%が「良いことだと思う」と回答した。
最後に、「周りの人が仕事中にマイ音楽を聴く事が良くないと思う理由はなんですか?」と理由を複数回答でたずねたところ、トップは「ビジネスマナーとして良くないから」(64.6%)に。以下、「電話を取ってくれないから」(51.8%)、「話しかけづらいから」(46.2%)、「自分勝手な行為だと思うから」(41.5%)、「職場の雰囲気が悪くなるから」(19.5%)、「迷惑だから」(13.3%)、「自分の仕事がしにくくなるから」(6.7%)と続いた。
皆さんは「仕事中に個人で音楽を聴くこと」、どう思う?