栗原類「黒執事」で謎の葬儀屋、個性的な“怪演”を監督も絶賛。

2013/07/09 08:01 Written by Narinari.com編集部

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先日、俳優中心に活動する方針を明かした栗原類(18歳)が、映画「黒執事」に出演することがわかった。事件の発端となった他国の大使館員の遺体を運ぶ“謎の葬儀屋”ジェイ役で、闇社会に生きる、年齢不詳の浮世離れしたキャラクターを演じる。

その衣装は監督たちがこだわり抜いた奇抜な衣装。特に帽子はジェイのイメージに合わせて制作したオーダーメイドで、モデル業もこなす栗原もお気に入りだという。ジェイは原作をベースにしたオリジナルキャラクターとなる。

今回の「黒執事」への出演について、栗原は「オファーを頂いたときは、嬉しさと不安がありました。水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした。役作りは色々と考えてきましたが、現場に入ると、子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせて頂きました。また、現場で水嶋さん、剛力さんとお話しすることで、自分の役が見えてきました」とコメント。

また、衣装についても「好きです。特に帽子がトップハットなのに、色々付いていて、珍しくて素敵です。衣装、全てまるごと頂きたいですが、お値段がいくらになるか分からないので、、、」と印象を語った。

本作でメガホンを執る2人の監督の一人、大谷健太郎監督は「栗原類さん演じる葬儀屋ジェイは、原作をベースにしたオリジナルのキャラクターですが、ジェイを演じられるのは、栗原さんをおいて他にいないという思いで、出演を依頼しました」とオファーした理由を説明。実際に撮影では「とにかく妖しく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました。しかも栗原さんは、とても熱心に役作りのプランを提案してくれました。ジェイの大好物であるクッキーの食べ方や、お金に執着する演技など、彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンが出来ました。ほかに比べようの無い栗原さんの個性と存在感に、ぜひ魅了されて下さい」と高く評価している。

もう一人の監督、さとうけいいち監督も「今作ならではの一風変わった葬儀屋を演じます栗原君! 役創りも打ち合わせ時から奇怪な感じをノリノリでこなすほどのパフォーマンスでした。お芝居に対する不安はクール過ぎる人柄から微塵も感じませんでしたね。指先の仕草にまで徹底したキャラ創りに思わず『おぉっ!!』と。共演者たちも深夜に及ぶ撮影でも怪演ぷりに注目しっぱなしでありました」と現場での栗原の様子を振り返った。

そして「今回のコスチュームは、さとうもノリノリでデザインさせていただきました。エナメルのロングコートにレオパードのジレ。さり気なくコートの袖もレオパード柄にカスタム。機械的装飾のハット!どうです? コレでも葬儀屋です!くぅ〜カッコイイです!登場時もかなりイケてる霊柩車に乗っております。こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん!美しくも奇怪!という言葉が当てはまります。とにかく怪しすぎますから!是非!その眼で映画館で刮目して下さい!!」と衣装へのこだわりも明かしている。

映画「黒執事」は、水嶋、剛力のほか、優香、山本美月、大野拓朗、海東健、ホラン千秋、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗らが出演。ワーナー・ブラザース映画の配給で2014年新春公開。

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