「銀魂」イベントに4万人が集結、劇場版の公開直前で“前夜祭”。

2013/06/30 07:37 Written by Narinari.com編集部

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アニメ「銀魂」のフィナーレとなる「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の公開記念イベント「劇場版銀魂 銀幕前夜祭り2013」が6月29日、東京・両国の国技館で行われ、豪華声優陣やテレビシリーズに続き映画の主題歌も担当するSPYAIRなどが登場。さらに全国47都道府県にある81館の劇場でもライブビューイング開催され、昼夜2回公演合わせて全国の銀魂ファン約4万人が集結した。

この日のイベントは、オープニングで支度部屋からキャストの様子が生中継されると同時に歓声が沸きあがり、会場は一気に「銀魂」のお祭りムードへ。イベント前半はテレビシリーズの人気エピソードの生アフレコや、歴代のオープニング・エンディング曲を担当したAMOYAMO、PAGE、MONOBRIGHTらによるライブが行われた。

生アフレコの「金時篇」ではサプライズゲストで中村悠一(坂田金時役)が登場。中村と杉田(坂田銀時役)の熱のこもったアフレコバトルに、会場中のファンが悲鳴にも似た大絶叫で応え、イベントを楽しんだ。

後半は「劇場版銀魂」パートとして公開記者会見を開催し杉田、阪口、釘宮、千葉、中井、鈴村、太田のキャストに加え、樋口弘光プロデューサー、藤田陽一監督が1人ずつレッドカーペットを歩き登場。杉田は「銀魂を8年くらいやっていたら“欲しい”か“必要”かの二択で普通は必要を選ぶものだけど、アニメ『銀魂』は初めて欲しいと思って選んだ。特別な存在ってこういうものなのかなと。集大成として劇場が本当の本当に公開されます。今、余計なボケを考える暇がないくらい高揚しています」と本作への期待を告白。

そして、藤田監督は「一昨日の朝ようやく映画本編が完成しました」と公開直前の完成を報告し、「空知先生もご覧になって『誰だよこんなおもしろい話を描いたのは』と言っていた。自信をもってお届けできます」と銀魂ファンを前にして堂々と宣言した。

また、映画大ヒット祈願祭」として渋谷・氷川神社の神主が登壇し、キャスト・観客全員で映画のヒット記念の祈祷を捧げたほか、「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の一部分のみの日本最速上映、SPYAIRによる本作の主題歌「現状ディストラクション」の初披露など、参加したファンにとっては「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」に一足早く触れる貴重な機会となった。

イベントの最後には原作者の空知英秋からサプライズメッセージ。キャストにむけて「7年間、僕と銀魂と一緒に走ってくれてありがとうございました。皆さんとは会う機会はそんなにめぐまれませんでしたが、キャラクターを描く際いつも僕の中には演じてくれる皆さんの声がありました。いつも皆さんと一緒にキャラクターを作っていました」とねぎらい、自身がストーリーとキャラクター原案を担当した本作について「7年間、アニメ銀魂を応援してくれてありがとうございました。アニメ銀魂を支えてくれた全ての人のために作った映画」と感謝の気持ちをコメントした。

映画「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」は7月6日(土)全国ロードショー。


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