6月25日、「24時間テレビ36 愛は地球を救う」（日本テレビ系、8月24日・25日放送）の制作発表会見が、日本テレビにて行われた。

今回の「24時間テレビ」は「ニッポンって…？ 〜この国のかたち〜」がテーマで、会見には2年連続メインパーソナリティーを務める嵐、総合司会の羽鳥慎一、桝太一アナ（日本テレビアナウンサー）が登壇。一般観覧席からの黄色い声援を浴びた。

続いて、今回初めて明かされるチャリティーパーソナリティーとして上戸彩が姿を現すと、再び声援とどよめきが。8人が揃ったところで一人ずつ挨拶し、嵐のリーダー・大野智は、ドラマスペシャル「今日の日はさようなら」にも主演するとあって「気持ちを込めて、一人でも多くの方に伝わるように精一杯演じたいと思います」と真剣な眼差しで意気込みを語った。

そのスペシャルドラマで昨年ヒロインを務めた上戸は、「震災から2年が経ちましたが、まだまだやらなきゃいけないこと、私たちに出来ることがたくさんあると思うので、『24時間テレビ』を通して、自分に出来ることを探して突っ走っていきたいと思います」と、こちらも力強いメッセージを伝えた。

そして前衛芸術家の草間彌生と、大野とのコラボTシャツ制作を追ったVTRとトークの後、今年のチャリティーマラソンランナーである大島美幸（森三中）と、ランニングプロデューサーの坂本雄次さんが登壇。

1か月前のメディカルチェックの結果で、88.4キロという体重以外はマラソン向きの体と診断された大島。坂本さんの指導のもと、ウォーキングや食事管理の結果、1時間なら走れるようになったという大島は、「私は順調だと思ってるんでしょうけど、どうでしょうか？」と坂本さんの顔を見れば、その坂本さんも「すこぶる順調だと思います」と自信に満ちた表情だ。

いざ公開体重測定の運びとなり、体重計に表示された大島の体重は、なんと79.2キロ。10キロ近くの減量に成功した大島は「よかったー！」と喜びを爆発させ、共演者も「すげー」と感心しきり。

二宮からは「今日、お祝いに焼肉連れてきますよ」と誘いがあり、大島は「ごちそうさまです…って、バカヤロウ！（笑）」といったやりとりで爆笑をさらった。

質疑応答となり、「時間内にゴールできたら、ご褒美は？」との質問に、「白飯とバターと醤油くらいです。それで充分です。多くを求めたら、自分に負荷が来るので」と答える大島の表情には、チャリティーマラソンに集中している様子が伺えた。

また、上戸は普段から大島と親交があり、「今回、マラソンがみいちゃん（大島）だって聞いて、（涙で）『サライ』を歌えないって思いました」「よくご飯行ったり、カラオケ行ったり、距離が近い分、心配で、最後は泣いちゃいそうですね。でも、待ってますよ。みいちゃんのゴールを」と力強いエール。それに対して大島は「はい、ありがとうございます。がんばります」とぎこちなく答えるのが精一杯のようだった。

今回の「24時間テレビ36 愛は地球を救う」では、ほかにも間寛平が陸上十種競技のマスターズ日本記録に再挑戦したり、被災地の復興支援企画、日本全国ダーツの旅、高校生ダンス甲子園など、さまざまな企画が用意されているという。