ジュニアが便所のメモで本3冊、増刷決まり「ニヤけがとまりません」。

2013/06/23 06:29 Written by Narinari.com編集部

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お笑い芸人の千原ジュニアが6月22日、著書「あながち、便所は宇宙である」(扶桑社)の出版記念サイン会を都内で行った。

本著は「週刊SPA!」にて連載中のコラムをまとめた書籍シリーズの第3弾。ジュニアが日々、自室のトイレにて黒いノートに綴っている、その場で思いついた言葉をもとに語り下ろした連載コラムに大幅な加筆を加えて修正、未収録分も加えると88本の彼らしい視点が盛り込まれた1冊となっている。また、特別付録として、本編にも多数登場するタケト、ツーナッカン・中本、パタパタママ・下畑、ちゅ〜りっぷ・網本による「千原ジュニア欠席裁判」が掲載されているのもポイントだ。

スーツ姿で囲み取材に現れたジュニアは、まず、内容について訊ねられると、「前回(第2弾の著書『とはいえ、便所は宇宙である』)と一緒です!(笑)」とキッパリ。黒いノートはまだ1冊目だそうだが、「びっしりと(いろんなことを)書いてある」とのこと、「(用を足している)最中のときに書くこともありますけど、前後が多いですね」と説明すると、リポーターから「そんなにいろんなアイデアが出てくるっていうことは、トイレに神様がいるんですかね?」との声が。「あ!」と感嘆しながらも、すかさず「ちょっとそれ、古ない?」と返した。

ふわっとアイデアを思いついてもすぐに忘れてしまうことから、「長時間いるトイレにノートを置いておこうと思ったことがきっかけ」で、メモを取るようになったそう。「うちの親父って設計士なんですけど、事務所のトイレには広告の裏をメモ用紙としてまとめたヤツがぶらさがってた。数式とか書いてありましたし、親父譲りなところがあったのかも。やり始めてから、そういえばと思い出したんですよね」と振り返った。

「トイレのメモから3冊も本を出している。アイデアはすでにあるわけだし、原価はないわけじゃないですか。正直、お金儲かってるんじゃないですか?」と再三斬り込まれると「やらしいなぁ!」とツッコみつつも、「たしかに3冊目の発売を機に、1冊目、2冊目の増版も決まりまして。たくさんの方に読んでいただけるとねぇ……ニヤけがとまりません」と話に乗るジュニア。さらに「“便所は宇宙である”じゃなくて、“便所は宝石箱である”でしょ!」とノリノリで言われ、しばし無言を貫いていたが、「もうそれでええわ!」と許容した瞬間、報道陣から大きな笑い声が起こった。

女性について、何か妄想することはありますか?」という質問には、「もしかしたら書いてもうたかもしれないですけど……ネイルサロンから出て来た直後の女性とジャンケンしたら勝てると思うんですよね」と返答。「やったことないからわからへんけど、その直後ってなじんでなさそうやから、パーを出す確率が上がりそうじゃないですか?」と持論を述べつつ、女性リポーターへ「そんなことはない?」と問いかけるも、苦笑しながら否定されてしまった。

その後はジュニアの恋愛ごとに話題が集中。取材陣曰く、第2弾発刊時の囲み取材では「モデルがいい」と発言していたことに振れられると、「もう僕も40歳ですから。容姿どうようということではなくなりました」と否定。理想の女性について聞かれると、「やっぱりまずは健康なことですね! 重要ですわ。とりあえずそれです! あとは、笑いのツボが合えば」と語っていた。

また、「30代の最後にやっておきたいことは?」とたずねられたジュニア。しばし考えたのち、「来年の3月30日が40歳の誕生日なんですけど、その日に僕、ライブやることになっているんですよ」と切り出した。会場は未定だが、ジュニアが35歳だった2009年からチケットだけは発売され続けている「2014年 千原ジュニア 40歳」。「2〜3万人集まるんじゃないですか?」という問いには、「集まるわけないでしょ!」と否定しつつ、「でも、大きなところでやらせてもらえるとは思いますよ」とコメント。内容もまったく決まってないそうだが、ダンサーのモリケントとミュージシャンの斉藤和義の出演だけは決定しているそうだ。以前にオファーをして2人とも快諾してくれたようだが、「お2人とも忘れてるかもしれませんよ?」と言われると、「ですよね? ちょっと確認せんと。そろそろ会場も決まると思うんで」と頷いていた。

さらに「そのライブで結婚の発表なんてできたら、いちばんいいじゃないですか?」とツッコまれると、「そうなんですよ!」と同調するジュニア。「でも、いまから9か月後か……急ピッチで探さないと間に合わないですね」と言いつつ、「結婚願望がまずないんで、願望を沸き立たせないと出会えそうにない。どこかで“まだええか”と思ってしまってるんですよねぇ」と嘆きながら、取材終了後も報道陣に「(浮いた噂が)何もなくて申し訳ない。ウソでもなんか言うといたらよかったかなぁ。大丈夫ですか?」と気遣いを見せていた。

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