貞本「エヴァ」最終回再掲載へ、近年では極めて例の少ない異例の事態。

2013/06/08 03:17 Written by Narinari.com編集部

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6月4日に発売された「新世紀エヴァンゲリオン」マンガ版最終回掲載の雑誌「ヤングエース」7月号が、全国の書店で相次ぎ完売している事態を受け、異例の“次号再掲載”が決定した。

発売前から注目を浴びていた貞本版「エヴァ」最終回だったが、その反響は出版元である角川書店の予想を超え、発売初日から「雑誌が入手しづらい」などの問い合わせが殺到。こうした声に応える形で、最終回をそのまま次号の8月号に再掲載することを決定した。

マンガ雑誌における同話再掲載の事例は極めて少なく、近年では2010年、雑誌「少年ガンガン9月号」(スクウェア・エニックス発行、荒川弘『鋼の錬金術師』最終回の再掲載)、2012年の雑誌「ゲッサン7月号」(小学館発行、あだち充『MIX』1話再掲載)の2例のみ。今回は3例目となる異例の事態となっている。

「ヤングエース」7月号では、マンガ版エヴァ最終回を記念して、庵野秀明をはじめ、大月俊倫、鶴巻和哉、摩砂雪、山賀博之、武田康廣、前田真宏、本田雄、今石洋之、岡崎武士、喜久屋めがね、okamaなど、エヴァ関係者や各界クリエイターからのお祝いコメントを掲載。さらに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの監督を務める鶴巻和哉と貞本義行の対談の後編を掲載するなど“貞本エヴァ漫画完結特集”を展開した。

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