阪急電鉄に今秋新型通勤車両、静かさや省エネルギー性能などが向上。

2013/06/07 00:28 Written by Narinari.com編集部

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阪急電鉄は6月6日、新型通勤車両として神戸・宝塚線に1000系、京都線には1300系を今秋以降より導入すると発表した。

新型車両の開発コンセプトは、「すべてのお客様に快適な移動空間〜さらなる環境性能の向上〜」。静かさや省エネルギー性能といった環境性能のさらなる向上を目指し、走行装置に低騒音型機器を採用して車内外の騒音低減を図ったほか、高効率な車両機器&LED照明の採用などにより、既存車両と比べ約50%の消費エネルギー削減を達成した。

また、安全面では車体正面の強度を向上させたほか、座席端の仕切り板の大型化と併せて握り棒を設備し、万一の急ブレーキの際も車内の安全が確保できるよう考慮している。さらに、車いすスペースの拡大や車内案内ディスプレイの大型化(32インチハーフサイズの大型液晶ディスプレイ ※フルハイビジョン対応)による視認性の向上など、バリアフリー設備の充実も図った。

車体デザインはマルーンとアイボリーを組み合わせたカラー、木目調の化粧板、ゴールデンオリーブ色の座席など、永きにわたりユーザーより評価されている“阪急車両”の特徴を踏襲。その上で、新しさを感じるデザインに仕上げている。

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