2年半ぶりにトム主演作がNo.1、最新作「オブリビオン」が好スタート。

2013/06/05 05:58 Written by Narinari.com編集部

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5月31日に公開されたトム・クルーズ主演最新作「オブリビオン」が、公開3日間で興行収入4億4370万円を記録。トム主演作としては2011年12月16日公開の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」以来、2年半ぶりにNo.1を獲得した。

「マイノリティ・リポート」を抜き、2週連続全世界興収No.1に輝いている本作は、全世界48か国ですでにNo.1を獲得。最終公開国であった日本でも大ヒットとなり、まだまだトムの勢いは止まらなそうだ。

本作は、エイリアンの攻撃によって全壊した地球が舞台。たった一人残された男ジャックが、ある日、墜落した宇宙船で眠る美女ジュリアを発見することで、ジャック自身、そして地球の運命までも大きく動かすことになる。物語の後半では、ジュリアと織り成す切ないラブストーリーも展開され、予想外の結末になだれ込んでいく。

感動的なストーリーと、予測不能な結末が公開前から話題を呼んだ本作は、通常のアクション・エンターテインメント作品の客層とは大きく異なり、劇場には朝早くから20代〜30代の女性が多く来場。夜の回には男女カップルが中心となったデートムービーとして、大いに劇場を賑わせている。

ヒットの要因のひとつとして、来日キャンペーンの展開が挙げられる。5月の初めに主演のトム、謎の美女ジュリア役のオルガ・キュリレンコ、そしてジョセフ・コシンスキー監督が来日。その際にトムは「いまだかつて、ハリウッドスターでは達成したことのない特別なキャンペーン」として、日本のテレビ局主要5局へ自ら足を運ぶというかつてないプロモーション活動を達成した。

代表的な番組は「笑っていいとも」(5月7日放送、フジテレビ)、「徹子の部屋」(5月30日・31日連続放映、テレビ朝日)、「NEWS ZERO」(5月31日放送、日本テレビ)、「王様のブランチ」(6月1日放送、TBS)など。各局を代表するトーク番組への出演によって、公開直前の放映が実現した。

公開3日間の興行収入で比較すると、コシンスキー監督前作の「トロン:レガシー」(2010年12月17日公開、最終興収20.97億円)の121.5%、トム主演前作「アウトロー」(2013年2月1日公開、最終興収11.19億円)の138.9%、オルガ・キュリレンコ出演作「007/慰めの報酬」(2009年1月24日公開、最終興収19.62億円 ※土曜日公開のため、土日2日間対比)の111.4%となる、ハイアベレージを記録。最終興収20億円突破が射程圏内な成績での好発進となっている。

映画「オブリビオン」はTOHOシネマズ 日劇ほか全国大ヒット上映中。

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