試される男性の“ダンドリ力”、移動時の段取りが人間関係にも影響?

2013/05/27 13:08 Written by Narinari.com編集部

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乗り換え案内「駅すぱあと」を運営するヴァル研究所の調査機関・ルウト研究所は、乗り換えの“段取り”に関する調査結果を公表した。

調査ではまず、「部下や後輩の乗り換えの段取りの悪さで遠回りさせられた場合、どんな気持ちになりますか?」と質問。全体では「相手の評価は下がり仕事もできない奴と思ってしまう」(10.3%)、「評価は特に下がらないが気分はあまりよくない」(47.5%)と、計57.8%の人がネガティブな印象を持ってしまうとの結果が出た。

男女で比べてみると、ネガティブな印象を持ってしまう人が男性では64.4%、女性は44.7%に。男性はビジネスシーンにおいて移動の際も「段取りの良さ」を重視している傾向があることが分かる。

次に、「デート時に電車の乗り換えの段取りの悪さで相手に遠回りさせられた場合、どんな気持ちになりますか?」と、プライベートについてもたずねた。すると、段取りが悪いとネガティブな印象を持ってしまう(「幻滅する」「評価は下がる」)との回答は全体で28.9%と3分の1以下で、ビジネス時に比べるとあまり気にしていない傾向がうかがえる。

ただ、男女で比べてみると、ネガティブな印象を持ってしまう割合は男性24.0%に対し、女性は38.5%と圧倒的に高く、男性はビジネス面でも恋愛の面においても“ダンドリ力”が試される立場にあると言えそうだ。

これらのトピックから、“スムーズな乗り換え”は人間関係を円滑にするためにも大事なことと受け取れる。では、よりスムーズな乗り換えのために、通常の路線乗り換え案内だけでなく、乗り換え“位置”情報についてもチェックするかどうかをたずねた。

「目的地まで急いでいて乗り継ぎがある場合、乗り換え位置情報をチェックしますか?」とたずねたところ、「事前にチェックしている」が36.9%、「移動中にチェックしている」が16.2%、「駅のホームで確認できればチェックする」が37.8%と、合計90.9%の人が何らかの方法でチェックしているとの結果になった。

ルウト研究所は、ヴァル研究所が「乗り換え案内をもっと便利に!」を合言葉に、今年4月30日、乗り換えに便利な乗車位置の情報が確認できるポータルサイト「Roote(ルウト)」内に設置した調査機関。乗り換え案内のさまざまな問題について「Rooteアンケートメンバー」の回答を分析して、より便利なサービスを研究している。

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