世界最大のティーバッグが完成、悩みは「大きさ合うカップがない」。

2013/05/11 15:45 Written by Narinari.com編集部

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オーストラリアのある企業が、“世界一大きなティーバッグ”を作ったと話題を呼んでいます。ティーバッグはシルク生地で出来たピラミッド型で、高さは3メートル、中身の茶葉(緑茶)を含めた重さは151キロという巨大さです。

英紙メトロなどによると、このティーバッグを作ったのは、スパイスなどのオーガニック食品を取り扱うプラネット・オーガニック社。今月末に行われるチャリティーイベントで展示される予定です。

同社のマーケティング部門のブライアン・コンドンさんは以前、紅茶に関するギネスブックの記録を調べていたところ、その時点での“世界一大きなティーバッグ”が120キロとの情報をキャッチ(※作ったのは英オール・アバウト・ティー社)。そして、思わず「これなら我が社でも記録を破れるのでは?」と、挑戦への意欲が沸々と湧いてしまったのです。そのアイデアを社内で出してみると、「それなら、今年の『Biggest Morning Tea』イベントで展示出来るようにしよう」と、トントン拍子に制作が決定しました。

「Biggest Morning Tea」は、オーストラリアで20年間続いている、がん撲滅のためのチャリティーイベント。参加するグループはブランチや朝ご飯を作り、それを売って得た収益をがん研究などのために募金するそうです。プラネット・オーガニック社もイベントに参加予定で、話題集めも兼ねて今回の巨大ティーバッグを作りにゴーサインが出たのでした。

ちなみに、完成したティーバッグは10万杯分のお茶がいれられる計算ですが、悩みはそれに見合う大きなティーカップがないこと。実際にこのティーバッグを使うことができるのか、まだ実現のメドは立っていないそうです。

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