「永遠の0」3年9か月かけ初首位、著者・百田尚樹氏のTV出演貢献。

2013/05/02 04:02 Written by Narinari.com編集部

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今週5月6日付けのオリコン“本”ランキング文庫部門では、百田尚樹「永遠の0」(2009年7月15日発売・講談社)が、先週3位から順位を上げ、発売から3年9か月で遂に1位を獲得した(週間売上8.5万部、累積売上179.9万部)。

「永遠の0」は、第2次大戦時、臆病者と罵られながら「妻との約束のために生きて帰る」と言い続け、特攻で命を落とした一人の零戦乗りの生涯を、その孫が終戦60年目の夏に辿る物語。2006年に発表された百田尚樹のデビュー作で、文庫版は2009年7月に発売。当時の戦況や時代背景と共に描かれた壮大なストーリーが口コミで人気となりロングセラーを記録、昨年10月には発売から3年3か月で累積売上100万部を突破し、11月には2年3か月ぶりのTOP3入りを果たした。

さらに今年に入り1月に人気バラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に著者自身が出演すると、直後の2月4日付けの同ランキングでは本作最高位の2位を獲得、以降、先週4月29日付けまで13週連続のTOP10入りを記録していた。そんな好調な中で、4月21日(日)には同番組に2度目の出演をし再度作品をPR。今回の1位獲得に大きく貢献する結果となった。

今年9月には岡田准一主演、山崎貴監督で映画公開が決定している本作。まだまだこの快進撃は続きそうだ。

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