愛菜ちゃんも出演の米超大作、「パシフィック・リム」日本限定予告編。

2013/04/30 12:00 Written by Narinari.com編集部

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人気子役・芦田愛菜ちゃん(8歳)のハリウッドデビュー作としても話題の超大作「パシフィック・リム」。同作でメガホンを執ったギレルモ・デル・トロ監督から、日本のファンに向けたメッセージを収めた日本限定版予告が4月30日、解禁された(//www.youtube.com/watch?v=Ykmipovdxs8)。

本作は太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる巨大生命体と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描いたSFスペクタクル超大作。世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ監督が「ホビット 思いがけない冒険」を辞退してまで製作した渾身の作品で、製作費は2億ドルを超えている。

今回解禁された映像で、ヒロインとなる日本人女性についてギレルモ監督が「主要人物である“モリ・マコ”は才能豊かな2人の日本人が演じています。少女時代は芦田愛菜さん。成長後は菊地凛子さんです」と言及。2人の演技を讃えると共に、アニメ、特撮、怪獣など、愛して止まない日本について監督自らの言葉で明かしている。日本限定予告でも初公開となる愛菜ちゃん登場シーンも見どころのひとつだ。

「20世紀少年」などの代表作で知られる浦沢直樹の人気マンガ「MONSTER」(日本では2004〜2005年にテレビアニメ化)の実写化プロジェクト(米放送局HBOでテレビドラマ化)にも携わるギレルモ監督は、自他共に認める“ハリウッドNo.1の日本オタク”。メキシコで過ごした幼少期に、テレビを通じて日本のアニメや特撮作品に慣れ親しんできた。当初「MONSTER」はハリウッドでの実写映画化が企画されていたが、さまざまな事情により頓挫。しかし、映像化を熱望したギレルモ監督は諦めず、このたび実写ドラマ化の企画が進行したとのことで、監督の日本文化への並々ならぬ情熱が伝わってくるところだ。

そんな日本文化に熱き情熱を持つ監督は、本作に登場する巨大生命体(モンスター)の総称を“KAIJYU”と命名するなど、日本へのリスペクト、そして深い愛情(愛着)をもってやまない。今回の映像でも日本のファンに向け「尊敬して止まない日本のマンガ、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重することを心がけました」とコメントしている。

映画「パシフィック・リム」は8月9日、丸の内ピカデリーほか 3D/2D同時公開。

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