安田顕“変態役”に事務所喜ぶ、「HK/変態仮面」舞台挨拶で秘話。

2013/04/14 03:42 Written by Narinari.com編集部

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4月13日より全国公開された映画「HK/変態仮面」の初日舞台挨拶が行われ、主演の鈴木亮平のほか、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、福田雄一監督、さらに原作者のあんど慶周が登壇した。

本作について福田監督は「自分ではめちゃ面白いと思っていますが、申し訳ないという気持ちも。どんな人が見てくれるのかとものすごく不安だった。女性の方もたくさんいらっしゃいますね。今までで一番嬉しいかもしれない。舞台挨拶にこんなにしどろもどろになるのは初めて。本当にビックリですね。ドッキリじゃないかと。本当にありがとうございます」と喜びのコメント。

作者のあんども「まさかの、奇跡の実写化だと思います。自分が一番びっくりしています。なぜここに立っているのか不思議なくらいです。最初は心配だったけれど、本当にマンガから飛び出したような感じでしたね。真面目にストイックにバカを演じてくれてありがとうございます」と感謝した。

主演の鈴木は「『HK/変態仮面』が完成して初日舞台挨拶に立っているのが信じられないくらいです。会場にもザッと見渡すと6人の変態仮面がいますね(笑)。20年くらい前のマンガが現代に蘇ったと思うと感慨深いものがあります。体作りのためにいつも鶏肉を食べていました。1年で400羽くらい。撮影が終わってからは鶏がダメになり、1度も食べていないです。(体作りのために食事も偏っていたので)友だちも減っていきました。(アジア公開決定について)1年前に福田さんとムロくんと話したときに、僕は世界に通じるものにしたいと言ったんです。福田さんも『俺も完全に同じことを考えている』と。世界に向けて、これがクールジャパンだと言える作品になりました」と苦労を語った。

ヒロインの清水は「男性だけでなくわれらが女子も来てくださってとても嬉しいです。この映画を見て変態仮面をかっこいいと思ってくれたらと思います。(変態仮面の肉体を隣で見ていて)申し訳ないけど、こっちがエクスタシーという感じで。いつ『フォー!』と言ってもおかしくないくらいでした」とニッコリ。

安田は「乳首が取れそうなくらい痛かったです……」と、本編を見てのお楽しみなコメントを残したが、安田の所属事務所の社長は「顕ちゃんは変態なのに変態の役が全然来なかった。今回、変態の役が来て本当に良かった」と喜んでいたそうだ。

なお、この日の舞台挨拶では台湾、香港での公開が決定し、10近くの映画祭からオファーが殺到していることも紹介。また、鈴木にはサプライズで、福田監督から鈴木の体を3Dスキャンしたフィギュアが、あんどからは直筆の似顔絵がプレゼントされ、鈴木は感動したと大喜びだった。

その後、大ヒット満員御礼として、登壇者全員が客席に出向き“おひねりパンティ”を配布。最後のフォトセッションでは早速そのパンティを被った変態仮面が続々と劇場内に出現、鈴木が変態仮面ポーズをとるなど場内のボルテージは最高潮に達し、大盛況のうちに幕を閉じた。

「HK/変態仮面」は新宿バルト9ほか全国大ヒット公開中。

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