「ゼロ魔」ヤマグチさんが死去、2011年7月にがん闘病を告白。

2013/04/11 10:54 Written by Narinari.com編集部

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アニメやゲームにもなった人気ライトノベル「ゼロの使い魔」(ゼロ魔)の作者、ヤマグチノボルさんが、4月4日に亡くなったことがわかった。41歳だった。出版社のメディアファクトリーが、MF文庫Jの三坂泰二編集長名義で訃報を伝えている。ヤマグチさんは2011年7月にがんを公表していた。

訃報では、2004年の第1作発表以降、本編小説20巻、外伝小説5巻を刊行し、さらには4期にわたりアニメ化もされた「ゼロの使い魔」と、その作者であるヤマグチさんに「現在のMF文庫J そしてメディアファクトリーがあるのは『ゼロの使い魔』とヤマグチノボル先生のおかげです」と感謝。重ねて「ヤマグチ先生は まさに私たちの恩人でした」と謝意を続けた。

また、ヤマグチさんについては「その作風そのままの明るく朗らかなお人柄で 多くのご友人 編集者はじめ 出会う人すべてに愛されました いつもひょうひょうとした自然体で、勇気と思いやりとユーモアにあふれ それは私が初めてお会いした時から 精神的にも肉体的にも困難な状況にあったお別れの直前まで まったく変わることがありませんでした」と偲んでいる。

そして「あまりに早すぎるご逝去に関係者一同断腸の思いで ただ言葉もありません 心よりご冥福をお祈りするとともに 応援してくださったファンの皆様に謹んでご通知申し上げます」「先生とご家族のご意向により ご葬儀は4月10日 家族葬にてしめやかに執り行われましたことをあわせてご報告申し上げます」と結んだ。

ヤマグチさんは2011年7月15日にがんを公表。その後、Twitterなどを通して病状や闘病の様子を報告していた。

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