“鉄人”金本氏がフィギュアに、虎1号の勇姿をバンダイが立体化。

2013/04/08 14:49 Written by Narinari.com編集部

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バンダイは4月9日18時から、昨年現役引退した元阪神の金本知憲氏を、1/6サイズ(高さ約270ミリ)で再現したリアルフィギュア「DIGITAL GRADE MASTER 金本知憲」の受注を、同社公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で開始する。価格は、生涯安打数2,539本にちなんだ25,390円(税込み/手数料別途)。「DIGITAL GRADE MASTER」シリーズの商品化はゴルフの石川遼選手、フィギュアスケートの浅田真央選手に続き3商品目だ。商品の発送は11月頃を予定。

このフィギュアは2003年5月18日の巨人戦で、金本氏が阪神移籍後初めて甲子園で放ったホームラン第1号の勇姿を、本人の顔、実際に使用した道具を3Dデジタルスキャンなどの先端技術を用いて立体化したもの。金本氏自身を実際に写真と動画で多方向から撮影し、造形することで、溢れ出る気迫を忠実に、そして精巧に再現している。

また、顔部分の塗装は従来の手作業による彩色だけでなく、写真をそのまま立体物に表現することができる高性能デジタル彩色「Digital Grade」技術を駆使し、表情はもちろん、肌の色、しわなど細部まで表現した。

なお、この商品は金本氏が持つ連続フルイニング出場記録(ギネス世界記録)である1,492試合にちなんだ1,492体の完全限定生産で、商品すべてにシリアルナンバーを印字。そして阪神タイガース所属時の「背番号6」にちなみ、購入者の中から抽選で6人に金本氏直筆のサイン入り色紙をプレゼントする。

今回のフィギュアについて金本氏は「全身をスキャンしてヘルメットやバット、ユニフォームまでリアルに作って頂けたので、ファンの皆さん以上に僕も期待をしています。慣れない撮影でしたが、フィギュアになるシーンも自分で選んだので、皆さんの家やファンの皆さんの集まる場所に飾って頂いて、少しでも本物の金本知憲を感じてもらいたいと思います」とコメント。

また、フィギュア用に選んだ場面については「どの場面をフィギュア化しようかと、一つを選ぶのは難しかったのですが、2003年5月18日の巨人戦での上原投手からのホームランを選びました。前の年には上原投手から全然打てなかったので、何とか塁に出たいと思っていて、甲子園での移籍後初ホームランということもあり、思い出に残る一打です」と、その理由を語った。

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