「黒執事」が通算8作目の首位、実写映画化など今年も話題尽きず。

2013/04/04 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週4月8日付けのオリコン週間“本”ランキングコミック部門では、枢やな「黒執事16」(3月27日発売・スクウェア・エニックス)が週間32.2万部を売り上げ、シリーズ通算8作目となる首位を獲得した。

「黒執事」は、19世紀後半・ヴィクトリア朝時代の英国を舞台に、名門貴族「ファントムハイヴ家」に仕える、知識・教養・料理・武術などすべてが完璧というスーパー執事・セバスチャン・ミカエリスと、若き当主シエル・ファントムハイヴが、周りで起こる数々の難事件を解決していく大ヒット執事コミック。セバスチャンの正体は人間ではなく、実は当主シエルと契約を結んだ悪魔、という設定でもある。

すでにアニメ化やミュージカル化もされている人気の作品だが、今年1月には実写映画化も発表。俳優の水嶋ヒロがセバスチャン役に決定し、3年ぶりに俳優業本格復帰することでも話題となった。映画は原作から約130年後を舞台にしたオリジナルストーリーとなるという。先週3月30日には北九州市でのクランクインのニュースが伝えられ、いよいよ撮影も開始された。

5月、6月にはミュージカルの再演も決定と今年も話題の多い作品。映画公開に向け、今後の原作の売れ行きにも期待がかかるところだ。

そのほか今週のコミック部門は、三浦建太郎「ベルセルク37」(白泉社)が2位に、3位の池山田剛「小林が可愛すぎてツライっ!!2」(小学館)は、1巻での16位を大幅に更新し初TOP3入り。また、こちらも佐藤健の主演で実写映画化が決定している、青木琴美の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の最新11巻(小学館)が4位に初登場した。

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