「ママレード・ボーイ」の新章スタート、連載開始号は前作1巻が付属。

2013/03/28 13:06 Written by Narinari.com編集部

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1995年に連載終了した人気少女マンガ「ママレード・ボーイ」(作:吉住渉)の新章「ママレード・ボーイ little」が、3月28日発売の月刊マンガ誌「Cocohana(ココハナ)」5月号から連載が始まった。

「ママレード・ボーイ」は、少女マンガ誌「りぼん」で92〜95年に連載され、シリーズ累計約970万部発行、1994年にTVアニメ化、2001年に台湾でドラマ化された人気マンガ。主人公の小石川光希と松浦遊は、お互いの両親たちのW離婚&W再婚で、新松浦夫婦と新小石川夫婦の「両親S(りょうしんズ)」を含めた6人の奇妙な同居生活を始めることに。初めは大反対だったが、徐々にその共同生活になじんでいく光希は、一緒に暮らす遊に引かれ始めていく……というストーリーが描かれた。

新作の「ママレード・ボーイ little」では、パートナーを交換した光希と遊の両親たちにそれぞれこどもができる。13年後、立夏と朔と名づけられた子たちは中学生になって、光希と遊と同じ桐稜大学付属の中等部に入学。光希と遊にとっては立夏も朔も実のきょうだいだけど立夏と朔には血の繋がりはない。生まれたときから一緒に暮らしているふたりは、本物のきょうだいのよう。毎日中学校にも一緒に通っているが、そんなある日、立夏が出会ったのは……?

今回の新作スタートについて吉住は「私の中では、光希と遊はあの後平穏に幸せに暮らしているので、漫画に描くようなことは何もないので続編は描かない、と思っていたのですが……。今回、編集長から『続編でなくスピンオフでいい、光希と遊が主人公でなくていい』ということでお話をいただき、立夏と朔を中心に描かせていただくことになりました。今作は、ママレード・ボーイ本編のおまけのようなもの、と考えているので「おまけ」という意味の言葉をつけたかったのですが(additionとか)固いしわかりにくい、と担当さんに不評で……(笑)。それで、光希と遊の小さい妹弟の話ということで『little』になりました。前作の13年後が舞台で、本編の最終回の直後くらいに生まれた光希と遊の弟・朔と妹・立夏が主人公になります。もちろん本編のメインキャラ達は、少しずつ登場させたいと思っています。本編のキャラ達のその後を見て『懐かしいな、みんな元気で良かった』とほっこりしてもらえて、立夏と朔のことは親戚の子供のような感じで温かく成長を見守ってもらえれば、と思っています。もちろん未読の方にも楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願い致します」とコメントを寄せた。

なお、連載開始号となる「Cocohana(ココハナ)」5月号には、前作「ママレード・ボーイ」第1巻が別冊付録として付属。りぼんマスコットコミックス1巻分196ページがまるごと読める大ボリュームの付録だ。

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