パンブーがNMBに敵意むき出し「なんとかして潰してやるからな!」。

2013/03/20 04:25 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・パンクブーブーと、アイドルグループ・NMB48の5人が3月18日、「ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦」の記者会見を日本テレビで実施した。

この日の会見では、日テレの藤田大介アナから「『ワラチャン!』に挑戦する若者たちの兄貴分」との紹介を受け、照れ笑いをしながら登壇したパンクブーブーの2人。「ワラチャン!」は、20歳以下によるお笑いコンテストで、1次審査となるビデオ審査を合格した者は、全国を9ブロックに分けた2次予選へ進出。各ブロックの会場に、所縁のある人気、実力派芸人が応援芸人として駆けつけることが発表され、パンクブーブーは九州・沖縄地区を担当することも発表された。

すでにパンクブーブーは、福岡の高校生漫才コンビ「バンジージャンプ」と対面しているそう。全国規模のお笑いコンテストで、2度の準優勝経験のあるバンジージャンプについて、「お金を取って良いくらいのレベル」と、黒瀬は太鼓判を押した。

そして「自分たちがU-20世代のとき、この大会があったら?」との質問に、黒瀬は「100%出てましたよ。東京、大阪ってチャンスが多いですけど、地方はチャンスが少ないんですよ。こんなチャンスはないじゃないですか!」と興奮。一方の佐藤は「お気づきの人もいるかと思いますが、僕はフリートークがものすごく苦手なんで」と前置きした上で、「こういう大会があれば、15年もくすぶらずに済んだんじゃないかな。アドリブとかねフリートークがね、芸人っていうのは一番試されるんですよ。だから漫才のね……」と愚痴をこぼしたところで、「やめとけ!」と黒瀬に止められる。

しかし、「テレビとか苦手なんですよね。舞台は大丈夫なんですけど、カメラが苦手で」と続けようとする佐藤。そんな佐藤だったが、「プロの1年目2年目なんて、自分たちでライブをやっても、5人、10人しか集まらないんですよ。見てくれる人がそこにいるんですから、『ワラチャン!』に出なきゃ損です」と実体験を踏まえて、しっかりエールを送った。

ここで「ワラチャン!応援サポーター」に就任したNMB48から、山本彩、渡辺美優紀、小笠原茉由、小谷里歩、岸野里香の5人のメンバーが登壇。1人ずつ挨拶をしますが、小谷は「笑うことが好きなので、笑わせてください」と上から目線の物言いで、さっそく会見場の笑いを誘う。

「お笑いに青春を捧げる若者はどう映りますか?」との質問に対しても、小谷は「すごくいいように映るんです。よさげというか」と言ったところで、黒瀬から「あんた随分、上から見てますね(笑)」とツッコミ。続けて小谷は「夢を追う者としては、NMB48と一緒なので、挑戦しはる人たちと一緒に成長していきたいなと思います」と、どうにかうまくまとめた。

お笑い経験の豊富なNMB48だが、小笠原はピン芸人の頂点を決める「R-1ぐらんぷり」で3回戦まで進出した経験を持っている。これを聞いた黒瀬は「俺、2年連続1回戦で落ちてるんだぞ、マジで!」と怒りを露わにすれば、佐藤は「俺も最高3回戦。(小笠原とレベルが)同じくらいってこと? なんとかして潰してやるからな!」と敵意をむき出しにした。

そんな小笠原は、なんばグランド花月で行われた「R-1」の3回戦について、「プロの芸人さんばっかりやし、リバースしそうなくらい緊張して」と口走ってしまい、黒瀬から「ノーリバースでね」とフォローが入り、笑いに包まれた。

女子校のお笑い部を舞台にしたバラエティ番組「NMB48 げいにん!」のなかで、渡辺とともにコンビ“さやみるきー”で漫才を披露していた山本は、「ツッコミをやってたんですけど、2人の息がどれだけ合うかとかがすごく大切だなとも感じたので、難しいなと思いました」と語ると、「二度とやらないでください。どんどんアイドルとかね、タレントが、芸人たちの仕事を食いつぶしていくんですよ!」と再び怒りモードの佐藤。

しかし、渡辺が「笑いが取れたときって、すごい幸せな気分になれるし、ファンのみなさんの笑顔を見ることってすごく幸せなこと。『ワラチャン!』に挑戦するみなさんも、ぜひ爆笑を起こして、会場を幸せに包んで欲しいです」と語ると、佐藤は「まったく同意見だよね」と態度を豹変させた。それどころか、渡辺から握手を求められた佐藤は「カメラがまわって緊張してるから、手がべちょべちょだけど(笑)」とデレデレ。渡辺にすっかり釣られてしまったのかもしれない。

ところで、NMB48には「ワラチャン!」出場資格である20歳以下のメンバーが多数在籍している。黒瀬からエントリーを促されると、山本は「お笑い好きなメンバーがいっぱいいて、ギャガーもいるんで、参加したい子もいると思いますよ」とNMB48からのエントリーもほのめかせた。

「もし『ワラチャン!』にエントリーして優勝したら、奨学金の200万円の使い道は?」との質問には、「劇場に酸素カプセル」(山本)、「生活費としてお母さんにプレゼント」(渡辺)、「ハムスター1匹とケージ。2年間くらいしか生きないんですけどね」(小笠原)、「劇場にトイレが少ないので、トイレを増やしたい」(岸野)、「ひとまず温泉。家族を連れていこうかなと」(小谷)と、それぞれ個性的な返答。NMBと一触即発だった(?)パンクブーブーも、最後は兄貴分のように、暖かく相槌を打っていた。

なお、「ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦」の参加者締切りは、3月31日(日)まで。各地での2次予選を経て、準決勝はルミネtheよしもと(東京)と、なんばグランド花月(大阪)、決勝は12月に生放送で行われる予定だ。

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