緑すぎる衣装にウエンツ笑う、「ジャックと天空の巨人」爆笑イベント。

2013/03/19 04:41 Written by Narinari.com編集部

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3月22日の公開迫る映画「ジャックと天空の巨人」の日本語吹替え版完成披露試写会が19日に都内で行われ、主人公ジャックのウエンツ瑛士、ヒロインのお姫様イザベル役の平愛梨、巨人のリーダー・ファロン将軍役のガレッジセール・ゴリ、そしてブサイク巨人四天王からはフィー役のスリムクラブ真栄田賢、フォー役の博多華丸・大吉の博多華丸が登壇した。

客席後方から現れ、黄色い声援を受けながら舞台に上がってきた面々。主人公を担当したウエンツは濃いグリーンのタキシードを身に纏い、「こんなに緑色のモノを着たのは人生初めて(笑)」とユーモラスに挨拶。

プリンセス・イザベル役で、意外にも声優初挑戦となった平は、都内ではまだ雨が降っていなかったにも関わらず、「今日は雨の中、あ、雨降ってなかった(笑)」とさっそくの天然ボケをかまし、ウエンツが「東京以外から来てる人もいるからね」とすかさずフォローする一幕も。また、平はまさにプリンセスという黄色いドレスに豪華なティアラを身に着ける可愛らしい姿で登場したが、そのスカートについて「カーテンみたいな」と表現し、ツッコミを受ける。

「ほかに例えられるでしょ?」と振るゴリだったが、平から「ゴリさんは何に例えますか?」とまさかの逆質問。オロオロしながらも「粉薬飲む時の…ごめん! 出ないわ。カーテンでお願いします!」とゴリ。そんなやりとりで会場は笑いに包まれた。

双頭の巨人役のゴリは作品そっくりの衣装で現れ、右肩にある顔に向かって「こちらが川田です。エンジョイプレイ!」と、おなじみのギャグで笑いを誘う。続く巨人フォー役の華丸は「このたび福岡ソフトバンクホークスより、巨人入りしました」と野球ファンならではの挨拶をすれば、最後の巨人フィー役の真栄田は声を発しただけでひと笑い起きた。

続けて真栄田は「映画史上初ですね。吹き替えに字幕がつくかもしれません。よく耳を集中させて聞いてください」と、聞き取りにくい声でアピール。真栄田はさらに、MCへ「(衣装の)着心地聞いてもらっていいですか?」と催促したが、一瞬早く華丸が「ええよ!」と、真栄田の決め台詞を奪ってしまう。そこでゴリから「後輩のネタ、パクってもいいんですか?」と尋ねられると、「いいんです!」と川平慈英になりきる華丸だった。

巨人の中では自称イケメンというキャラの華丸は、「比較対象って大切だなって思いましたね。山ちゃん(南海キャンディーズ・山里)とせいじさん(千原兄弟・千原せいじ)のおかげ浮かび上がってます」と、同じ巨人役の声を担当している芸人仲間を上げる。しかし、「声優は初挑戦だったので、張り切っていたのですが、思いのほかセリフ少なかったです」とちょっと物足りなかった様子だ。その一方で、劇場のマナーCMも華丸が担当したそうで、そちらも注目して欲しいとのこと。

また、MCより「巨人の中で誰を選びますか?」との質問に対して、平はゴリ演じるファロン将軍と回答。理由は「顔が2つあるから、いつもどっちか選べそう(笑)」と無邪気に笑い、当のゴリは「やったな川田!」「やったよ」と、腹話術の要領で受け答えしていた。

最後に、ウエンツが持っていた豆を客席に投げ込むと、客席後方に、天井まで届きそうな巨大豆の木(バルーン)が出現。さらに真栄田が下腹部に隠し持っていた豆を投げ込むも、今度は何も起こらず。ウエンツは豆をあと4つ持っており、ウエンツ、平、ゴリ、華丸が1つずつ持ち、「伸びろー!」と叫びながら豆を投げ込むと、今度は前方に3本、豆の木が出現し、会場全体を驚かせた。

ウエンツは「3Dで見ていただくと迫力がある作品です。字幕だと見づらいので、僕らが頑張った吹き替えで楽しんでください」と吹き替え版をダメ押しして、舞台挨拶は終了となった。

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