片瀬那奈「変態仮面」でSM女王、ボンテージ衣装で激しいムチさばき。

2013/03/14 05:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


「週刊少年ジャンプ」(集英社)の“黄金期”と呼ばれる1992〜1993年に連載された伝説のマンガ「究極!!変態仮面」(作:あんど慶周)。先日、実写映画化が発表され、大きな話題を呼んでいるが、本作に女優の片瀬那奈(31歳)が出演することがわかった。片瀬の役どころは、主人公・色丞狂介=変態仮面(鈴木亮平)の母親で、“ドS”SM女王の色丞魔喜役だ。

片瀬演じる色丞魔喜は、刑事である夫が殉職し、女手一つで狂介を育てるSM女王。変態仮面の超人的なムチさばきは、母親譲り――という、重要な役どころだ。

自宅でもムチを振り回す母親、色丞魔喜。都内のハウススタジオで行われた撮影では、福田雄一監督の演出のもと、息子の軟弱ぶりを嘆きながらムチで息子を打つシーンでクランクインした。

母と息子のシーンの撮影後は、都内のSMクラブに移動。本格的にムチをふるうシーンの撮影に移った。このシーンは、主人公・狂介の父親になる刑事との出会いとなるシーン。刑事演じる池田成志との息のあった(?)SMシーンでは、本格的なボンテージ衣装に身を包み、激しいムチさばきと柱に縛り付けられた刑事との言葉の掛け合いを繰り広げた。

激しい演技を見せカットを重ねるたびに、どんどんと振り切れた方向へ向かっていく片瀬と池田。そのやり取りに、現場は爆笑で包まれた。

今回のオファーについて、福田監督は「まさか受けてもらえるとは思わなかった。受けてもらえることが決まった連絡をもらって、凄く嬉しかった」と大喜び。

一方、片瀬は「福田さん×変態仮面と聞いただけでやりたい!!と即答でした。SM女王の母ということで、かなりファンキーなお母ちゃんになりました。激しすぎて、撮影の次の日は頭と首が痛くなりました(笑)。息子役の鈴木亮平さんとは年が一つ違いなんですが、なぜか親子にみえました。もう面白いのは間違いありません!お楽しみに!」と、SMプレイを…もとい演技を楽しんだようだ。

実写映画版の「HK/変態仮面」は、原作ファンの俳優・小栗旬(30歳)の声掛けに、「勇者ヨシヒコ」「コドモ警察」などで注目されるクリエイターの福田雄一が共鳴、小栗も脚本に協力して完成した。主演は鈴木亮平が務め、共演は清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗、池田成志、塚本高史、岡田義徳、大東駿介など。主題歌は、“オオカミバンド”ことMAN WITH A MISSIONの「Emotions」が起用される。

4月6日(土)新宿バルト9にて先行公開、4月13日(土)全国ロードショー。


☆「HK/変態仮面」ストーリー

ドMの刑事とSM女王様の間に生まれた、紅游高校拳法部員の色丞狂介(しきじょうきょうすけ)は、同じクラスの転校生・姫野愛子に一目惚れをしてしまう。ある日、姫野愛子が銀行強盗に巻き込まれ人質に! 狂介は、覆面を被り変装して強盗を倒そうとするが間違えて女性用パンティを被ってしまう。その瞬間、経験した事のないエクスタシーを感じた狂介。これまで眠っていた父と母から受け継いだDNAによる変態の血が覚醒。人間の潜在能力が100%引き出された超人“変態仮面”に変身する。

登場すれば悪人に笑われ、助けた人には逃げられる。それでもパンティを被る事を止められない! 絶対に賞讃されないヒーロー。それが変態仮面!! そう彼には、蜘蛛の力も、コウモリの力も強力な武器も必要ない。ただ愛する人のパンティがあればいい。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.