愛菜ちゃん“ライバル”に嫉妬、ひよこちゃんロボ出現に複雑な表情。

2013/03/05 04:50 Written by Narinari.com編集部

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人気子役の芦田愛菜ちゃん(8歳)が出演する「チキンラーメン」の新CM「HIYOBOと愛菜ちゃん篇」が、3月9日より全国でオンエアされる。ひよこちゃんの着ぐるみを着た愛菜ちゃんが、ひよこちゃんロボット「HIYOBO」に嫉妬(?)するというかわいい内容だ。

2011年8月より、「チキンラーメン」のCMキャラクターに起用されている愛菜ちゃんは、これまでのCMと同様にひよこちゃんの着ぐるみを着て登場。舞台は森の中、愛菜ちゃんが大きな切り株の前で「チキンラーメン」ができるのを待っているシーンから始まる。

どんぶりの横の「HIYOBO」の動きを、「♪転んでも〜起き上がる〜」と歌いながら楽しそうに覗きこむ愛菜ちゃん。次のシーンでは「♪手をたたけば〜歌い出す〜」と歌いながら手をたたくと「HIYOBO」は歌い出し、愛菜ちゃんは興味津々だったが、さまざまな動きや表情を見せる「HIYOBO」に「私よりかわいいかもしれない」と、少し嫉妬している様子に……。愛菜ちゃんの手拍子にあわせて動く「HIYOBO」と、可愛いライバルの出現に内心複雑な愛菜ちゃんの表情が見どころのCMだ。

撮影は2月某日に行われた。ひよこちゃんの着ぐるみを着て「おはようございま〜す!」と元気いっぱいに登場した愛菜ちゃん。スタジオに入るとすぐに、監督と演技と歌の打ち合わせを始め、「ちょっといじけた感じで」「たのしそうに」「怒ってるみたいに」と、次々と飛んでくる監督からのオーダーをすぐに実践し、監督の期待以上の演技を見せる愛菜ちゃんに、現場のスタッフは皆感心しきりだったという。

思わぬライバル「HIYOBO」の出現に、いじけたり喜んだりとさまざまな表情でテイクを重ね、たくさんの演技をしているうちに混乱してしまったのか、「わたしより」という台詞を「みんなより可愛いかもしれない!」と間違えてしまうシーンも。「ごめんなさい!」とはにかんで笑うと、愛菜ちゃんの可愛らしさに、スタジオが温かい雰囲気に包まれたそうだ。

ちなみに、照明を浴び続けながらの撮影を続けるうちに、着ぐるみの中は愛菜ちゃん曰く「お風呂と同じくらい」暑くなってしまうそう。休憩中にはひよこちゃんの頭をはずし、腕を抜いた状態で涼んでいたが、スタッフが「大丈夫?」と声をかけると、いつの間にか着ぐるみの中で持っていた小型の扇風機を取り出して「秘密兵器!」とニッコリ。ひよこちゃんの着ぐるみでの撮影は今回で4度目ということもあり、さすがに準備万端の愛菜ちゃんだった。

そんな愛菜ちゃんだが、メイクさんの道具をいじったり、イスを使ってくるくるまわったり、送風機のホースを手でふさいだりと、撮影の合間に見せる仕草は小学生の女の子。音に反応して動く「HIYOBO」を見て、「どうして動くの?」と目を輝かせていたという。数時間の撮影を終え大きな着ぐるみを脱ぐと、大きく伸びをしてお疲れの様子だったそうだ。

撮影を終え、愛菜ちゃんは「ひよこちゃんの手が重たいので、たたくのがむずかしかったです」と、ひよこちゃんならではの悩みを告白。演技をする上で「わたしはひよこちゃんだ〜!って思いこんでパタパタ歩いたり、ピヨピヨって言葉が出ちゃいます」と工夫しているポイントを語った。また、「チキンラーメン」55周年にかけて、「55歳のときにどうなっていると思う?」との質問には、「女優さんのほかに薬剤師にも興味があるので、両方できていたらいいなと思います」と将来の夢を語っている。

そして「HIYOBO」との共演にちなみ、「どんなロボットが欲しいか」との問いには、「代りにお勉強をしてくれるロボットが欲しいです。宿題をしてからじゃないとお友だちと遊びにいけないので、『僕に任せてください!』というロボットがいたらいいなと思っています」と、小学生らしく目を輝かせた。

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