秋元康が作詞家売上げ日本一、総売上6,859万枚で故・阿久悠さん超え。

2013/02/28 04:00 Written by Narinari.com編集部

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おニャン子クラブやとんねるず、美空ひばり、近年ではAKB48、SKE48、NMB48など、作詞家・プロデューサーとして数々のヒット曲を送り出してきた、秋元康(54歳)が金字塔を打ち立てた。3月4日付けのオリコン週間ランキング(集計期間:2月18日〜24日)では、103.6万枚を売り上げたAKB48「So long !」(2月20日発売・最高位1位)など、秋元康が作詞したAKB48、SKE48などの計10作のシングルがトータルで106.6万枚の売上を記録。自身初のランクイン作品となった、稲垣潤一(59歳)「ドラマティック・レイン」(1982年10月発売・最高位8位)から、前出のAKB48「So long !」までの作詞シングル計506作の総売上枚数は、今週付で6,859.1万枚に達し、これまで作詞家売上で歴代1位だった、故・阿久悠(享年70)さんの6,831.9万枚を27.2万枚更新した。

秋元にとって同部門での歴代1位は、作詞家生活32年目で初。秋元が作詞を手掛けた楽曲で最も売上が高かったのは、182.2万枚を売り上げたAKB48「真夏のSounds good !」(昨年5月発売)。総売上6,859.1万枚のうち“最も売上に貢献したアーティスト”はAKB48で、1,998.7万枚だった。

放送作家として活動していた秋元は、1981年10月にTHE ALFEE「通り雨」のB面として収録の「言葉にしたくない天気」で作詞家デビューした。作詞家としての初首位は1985年2月に発売の菊池桃子(44歳)「卒業」。作詞シングルの首位は作詞家歴代1位となる通算87作で記録している(2位は稲葉浩志で52作)。

この大記録に秋元は「ありがとうございます。売り上げで1位になっても、まだまだ、諸先輩の足元にも及びませんが、ひとつの励みとして、これからも精進したいと思います」と喜びのコメントを寄せている。


☆歴代作詞家総売上枚数トップ5
(※名前の横は、最多売上作詞シングル/累積売上枚数)

6859.1万枚 秋元康 AKB48「真夏のSounds good !」/182.2万枚
6831.9万枚 阿久悠 ピンク・レディー「UFO」/155.4万枚
4983.8万枚 松本隆 KinKi Kids「硝子の少年」/179.2万枚
4222.4万枚 小室哲哉 安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」/229.6万枚
3759.4万枚 稲葉浩志 B'z「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」/202.1万枚

☆秋元康、作詞シングル売上TOP3

182.2万枚 真夏のSounds good !/AKB48
162.6万枚 フライングゲット/AKB48
160.8万枚 Everyday、カチューシャ/AKB48

☆秋元康作詞シングル、売上上位アーティストTOP5

1998.7万枚 AKB48
547.6万枚 とんねるず
397.7万枚 SKE48
245.1万枚 稲垣潤一
222.5万枚 NMB48

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