「ビブリア」が累計300万部突破、最新刊は歴代2位の週間売上記録。

2013/02/28 04:00 Written by Narinari.com編集部

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3月4日付けのオリコン週間“本”ランキング文庫部門では、現在ドラマが好評オンエア中の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ最新刊、三上延「ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜」(2013年2月22日発売・メディアワークス文庫・アスキー・メディアワークス)が、週間22.6万部を売り上げ、2011年6月6日付けで「涼宮ハルヒの驚愕初回限定版」(角川グループパブリッシング)が記録した34.1万部に次ぐ、文庫部門歴代2位の週間売上記録で初登場首位を獲得した。

また、この好発進も影響し、今週でシリーズの累計売り上げが303.5万部となり、300万部を突破している。

同作は、古書店「ビブリア古書堂」の店主を務め、本に関する並はずれた知識を持つ篠川栞子と、本が読めない体質の無骨な青年・五浦大輔が、奇妙な客が持ち込む古書の謎や秘密を解き明かしていくビブリオミステリーの第4弾。今回は江戸川乱歩作品にまつわる謎に二人が関わる、シリーズ初の長編となっている。

この発売に合わせ、出版元のアスキー・メディアワークス社では、紀伊國屋書店新宿本店4Fに「ビブリア古書堂新宿店」をオープンしたほか、特設サイトで発売記念企画を展開するなど大々的なキャンペーンを展開。また、剛力彩芽主演のテレビドラマも終盤戦を迎え好調な視聴率をキープしており、今後のさらなるセールスにも期待がかかるところだ。

そのほか今週の文庫部門は、4位にランクインの(著)大黒尚人/(イラスト)四季童子/(原案・監修)賀東招二「フルメタル・パニック! アナザー5」(富士見書房)をはじめ、4作の人気ラノベ最新刊がTOP10入りした。

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