アカデミー賞に“嫌われた”男、今回も「ヒッチコック」受賞ならず。

2013/02/25 13:31 Written by Narinari.com編集部

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数多くの傑作を残し、今も世界の映画人から称賛され続ける巨匠アルフレッド・ヒッチコック。彼は「レベッカ」「救命艇」「白い恐怖」「裏窓」、そして「サイコ」において5度もアカデミー賞監督賞にノミネートされながら、一度もその名前が呼ばれることが無く、“アカデミー賞に嫌われた男”とも言われている。そして今年、ヒッチコックを描いた映画「ヒッチコック」(原題:HITCHCOCK)はアカデミー賞メイクアップ&ヘアメイク賞にノミネートされていたが、残念ながらその名前が呼ばれることはなかった。

“サスペンスの神様”とうたわれた男ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの実話を描いた映画「ヒッチコック」。ノミネートされた今年のアカデミー賞では「ついに“ヒッチコック”の名前が呼ばれるのか!?」と期待されていたが、彼がこの世を去った32年後も、やはりアカデミー賞とは縁がなかった。


☆「ヒッチコック」ストーリー

1959年、ヒッチコックは新作「サイコ」の製作に挑んでいた。後にサスペンス映画の金字塔と称えられ、現代に至るまで多くのクリエイターに影響を与え続けているヒッチコック最大のヒット作だ。だが、当時は映画史上かつてない斬新さゆえに、ヒッチコックは資金難など数々の試練にぶつかる。そんな彼の最大の味方は、優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻・アルマだけだった――。

映画「ヒッチコック」は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。

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