ゲームクリエイターの飯野賢治さんが2月20日、高血圧性心不全のため亡くなった。42歳だった。
飯野さんは1994年に設立した株式会社ワープ時代、3DO向けソフト「Dの食卓」を開発・発売し、マルチメディアグランプリ'95通産大臣賞を受賞するなど一躍脚光を浴びることに。その後も「エネミー・ゼロ」(1996年/セガサターン)、「リアルサウンド 〜風のリグレット〜」(1997年/セガサターン)など話題作を手がけ、ゲーム業界に旋風を巻き起こした。
近年もiPhone向けのアプリや任天堂のWiiウェアなどを手がけ、トークイベントなどにも出演。Twitter公式アカウントは2月17日まで更新され、16日にはMITメディアラボ所長で、15年来の親友・伊藤穰一氏を訪ね、米ボストンに滞在している様子をツイートしていた。