盛大に「オズ」のダンスショー、サム・ライミ監督ら来日プレミア。

2013/02/21 05:33 Written by Narinari.com編集部

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2月20日、東京・六本木ヒルズアリーナで「オズ はじまりの戦い」のジャパンプレミアが開催され、主演のジェームズ・フランコ、レイチェル・ワイズ、サム・ライミ監督、そして女優のあき竹城、お笑い芸人の山崎静代(以下、しずちゃん/南海キャンディーズ)が登壇した。

この日、“エメラルド・シティ”をイメージしたステージと、グリーンカーペットが設置された会場には、ムービーカメラ80台、スチールカメラ72人と、ファン1,000人が集結。イベントの開始を告げるかのように、“魔法の国”の住人が音楽に合わせて華麗なダンスを披露し、オープニングを飾った。

そこに最初のゲスト、魔女に扮したしずちゃんを乗せた車が到着。“オズ”の敵である“魔女”に扮したしずちゃんは、集まったファンの歓声に手を振って応えた。続いて、同じく“魔女”に扮したあきが登場。あきの“魔女”姿のインパクトにどよめきが起こるが、そんな会場の盛り上がりを楽しむように、堂々とグリーンカーペットを闊歩した。

魔女2姉妹が揃い、映画のワンシーンを再現したかのような会場に、サム・ライミ監督、レイチェル・ワイズそして主役のジェームズ・フランコが次々と車で到着。会場に集まったファンの興奮は頂点に達した。しずちゃん、あきに続き、来日した3人も本作の完成を心待ちにしていた日本のファンの声援に笑顔で答え、待ち構えた多くのマスコミの取材に熱心に応えた。

ゲスト5人が約1時間かけ、グリーン・カーペットを歩いた後は、ジャパンプレミアのメインイベントである、映画にインスパイアされ“オズと魔女の戦い”をイメージしたダンスパフォーマンスがスタート。少女時代の振り付けや、ブリトニー・スピアーズなどのバッグダンサーの経歴を持つなど、世界で活躍するダンサー・振付師の仲宗根梨乃が演出&出演する本格的ダンスパフォーマンスの幕開けと同時に、会場は「オズ」の世界へと一変する。

“オズ”の民が晩餐会で踊る冒頭パートに続き、悲しげな“陶器の少女”が登場。映画の中でも最も印象的なキャラクターがそこにいるかのような、はかなげな踊りに心奪われている観客を脅かすように、続けて“緑の魔女”(仲宗根)が現れる。オズの兵士vs.魔女が率いる軍団との美しすぎるファンタジーバトルが繰り広げられ、ダンスショーはクライマックスに。

そして“陶器の少女”が再び姿を現し、会場内でショーを楽しんでいた監督、ジェームズ、レイチェルの3人をステージ上に導いた。しずちゃん、あき扮する魔女姉妹もダンスに加わり、会場の盛り上がりは最高潮。目の前で繰り広げられる迫力のダンスパフォーマンスに、監督らも大興奮の様子で、仲宗根、しずちゃん、あきさんの3人の魔女たちが演じるクライマックスをステージ上で見届けた。

ショーが終了すると、舞台上に残った来日ゲストが“オズ”の世界を再現したダンスショーでの歓迎に感激の挨拶。「コンバンワ!日本に来れて嬉しいです!(日本語)2人一緒に日本に来れて嬉しいです。(ダンスパフォーマンス)は本当に素晴らしかった!情熱ほとばしるショーを見せてもらい楽しかったです」と語るサム・ライミ監督に続き、日本語で「コンバンワ!サイコー!」と興奮冷めらないジェームズ・フランコ。さらに「本当に今日この場に居られて嬉しいです、さらにサム・ライミ監督と一緒に日本に来れてとてもうれしい!」と語った。

最後にレイチェル・ワイズが「コンバンワ!(日本語)日本に来たのは2回目です。また来られてとてもうれしいです!なんて素敵なダンスパフォーマンス!こんなに素敵なショーに向かい入れてもらい、嬉しいです」と語った。

そこに、魔女姉妹としてダンスショーに参加したあきとしずちゃんが再登場。「3Dが飛び出してきて、自分もその中にいるようでわくわくしました!私の指示通りにダンサーさんたちが動いてくれました!」(しずちゃん)と会場を笑いに誘った。さらに「とにかく映像が綺麗で素晴らしかった!オズさん(ジェームズ・フランコ)がハンサムで、すてき!」(あき)と猛アピール。すると、ジェームズも「ありがとうございます!」と照れながら答えた。

今回、舞台の演出・出演をした仲宗根もステージに再登場。監督に「ファンタジーの世界に連れて行ってありがとうございました!このダンスパフォーマンスは、美しい戦いを表現することを大切に作り上げました」と、今回の舞台を作りあげてきた熱い思いを語った。

最後に、サム・ライミ監督「とてもシャープなダンスの動きに、背筋がぞくぞくしました。また陶器の少女のダンスが個人的に嬉しかったです。本当にすばらしいショーありがとうござました!」、レイチェル・ワイズ「私たちの映画への精神を体の動きだけで表現してくれたことに感銘を受けました!」、ジェームズ・フランコ「サイコー(日本語)続編ができたら、ぜひダンスを取り入れたいですね。今まで出演したことがない作品だったので、ぜひ皆さんに楽しんでもらいたいです」と、映画を心待ちにしている日本のファンにメッセージを贈り、盛大なイベントは幕を閉じた。


「オズ はじまりの戦い」は3月8日(金)3D・2D全国ロードショー。


☆ジャパンプレミア登壇者コメント

◎ジェームズ・フランコ
少年のころ、原作の大ファンでした。その頃に触発されていたイマジネーションを思い出しました。超大作でありながら、核はヒューマン作品です。ぜひ楽しんでください!

◎レイチェル・ワイズ
今日は温かく向えいれてくれてありがとうございます!この映画はとてもマジカルな作品です。私たち自身も楽しんでとりましたので、ぜひ皆さんも楽しんでください。

◎サム・ライミ(監督) 
日本に来れて本当にうれしいです。東京という美しい地とアーティスティックな街で皆さんとこの作品を分かちあえることに感激しています。

◎あき竹城
とにかく映像が奇麗で素晴らしかった!オズさん(ジェームズ・フランコ)がハンサムで、すてきですね!

◎山崎静代(南海キャンディーズ
3Dが飛び出してきて、自分もその中にいるようでわくわくしました!私の指示通りにダンサーさんたちが動いてくれました。

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